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多面的な見方が印象的だった『キュビズム展』

年を取ったからという訳ではなく若い時から、物事を多面的に見ることができなかったと思います。一面だけから見て判断してしまったり、人の考え方を知って驚いたり、良くあった。ちょっと以前になりますが、上野の西洋美術館にキュビズム展を見に行きました。すごく良かった。

キュビズムとは、Wikipediaによると、『多様な角度から見た物の形を一つの画面に収めるなど、様々な視覚的実験を推し進めた』動きらしいです。ピカソとか、有名ですよね。同じものを見ていても、人によって見方・感じ方が全然違う、時間によっても変化する、そういったことをいかに理解して表現するか。100年ほど昔の活動のようなので少し古さは感じましたし、芸術のことは良く分からないですが、それでもたくさんの作品を前にして頭の中がぐるぐる回るような感覚を味わいました。

普遍化、一般化するのは難しいかもしれないけれど、キュビズムの感覚は常に持ち続けたいと思いました。今は京都を巡回しているらしいので、未見の方は是非。

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