ネイルサロンのキャンセル対策
ネイルサロンで死活問題である無断キャンセル。
「ホットペッパービューティー」「ネイルブック」など今はネット予約が当たり前になり、リアルタイムで空席状況を反映しているため「キャンセルの防止」と「空席管理」がネット集客にも直結しています。
無断キャンセルの損害
・家賃、光熱費
・人件費
・機会損失
・スタッフのモチベーション低下…
などなど、無断キャンセルや直前のキャンセルによる損失はネイル業界全体で約20億円(※ネイル業界全体の約2%)と言われています。
みなさんは、自社HPやHPBなどへ、キャンセルポリシーを記載しているかと思います。
しかし…
「回収方法が分からない」
「お客様への伝え方が分からない」
などの理由で泣き寝入りしてはいないでしょうか。
キャンセルポリシーの明記と同時に予防策を徹底し、トラブルを回避しましょう。
ドタキャンがなくなればサロン側は損失を減らし利益を増やせます。
そしてサロンの利益が上がれば消費者に還元でき、予約も取りやすくなります。
予防策
①キャンセルポリシー(CP)の設定
②キャンセルポリシー(CP)の明示
→予約サイトはサイト上に、電話予約はショートメール(SMS)で予約内容とCPを送付
③前日やキャンセル料発生のタイミングでリコンファーム(予約確認・リマインド)
→予約忘れや時間の勘違いを防ぐ
④予約当日に来店しない場合、予約期間中に連絡
⑤事前決済サービスを利用する
キャンセルポリシーの設定例
①無断キャンセルについて
→予約プランをそのまま請求
②事前キャンセルについて
貴人は業態や客層で異なりますが、多いのは下記2パターンです。
①前日30%、当日50%、無断100%
②前日50%、当日・無断100%
規定しておいて、顧客次第で変えることも可能
※別注のネイルチップや出張の場合などは別途全額請求
回収
キャンセルをされた方に対して、まずは電話連絡をしましょう。
▷「●日にご予約いただいていた件についてお電話しました。大変恐縮ですが、当店の規定に基づいて、キャンセル料をお願いいたします。」
→素直に払ってもらえる場合は、振込先を伝え必ず【期日】を確認
電話に出ない場合はショートメールを送付しましょう。
▷「●実にご予約いただいていた件についてお電話させていただきました。大変恐縮ですが、当店の規定に基づいて、キャンセル料●円を以下の口座までお願いいたします。●●銀行●●支店…。」
リマインドや回収時の文言をマニュアル化しておくことでいざという時の対応がスムーズに行うことができますね。
先日弊社で無断キャンセル対策のセミナーを開催してくださった石﨑弁護士
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