愛着が湧いた。別れるのが辛い
誰しも今まで生きてきた人生の中で何かに愛着を持ったことがあると思います。子供の頃に使っていたものや大事にしていたものなど色々あると思う。
そんな愛着のあるものは、なかなか手放すことができなかったりします
明らかに必要ないものだが、愛着があって捨てられないという経験をしたこと人もいると思う。
そんな僕に自粛期間中に愛着の湧いたものがある。
「髭」である。
僕は自粛期間中自分の顎髭と共に過ごしてきた。
最初は何気ない気持ちで髭を伸ばしてきた、自粛前は営業の仕事をしているのもあって髭を伸ばすことができない生活を送ってきたこともあって、自分の髭が生えた姿をただ見たかっただけだ。ほんと興味本位で髭を伸ばしていた。
最初の1、2週間は週間は髭が成長していく姿を楽しんでいた。
2週間を過ぎてからはもう僕の一部になった。
僕の自粛生活を語るうえで髭という存在を無視できない程の存在までに成長していた。
もう髭が似合う似合わないの次元ではないのだ。
愛着が出てしまった以上似合わないから剃るという気持ちにはなれない。
似合ってなくても、離れたくないという感情に変わっている。
そんな僕と髭の生活の来週で終了する。
悲しい。別れがつらい。離れたくない。そんな気持ちが強くなっている。
いつか別れが来るのはちゃんとわかっていた。
ここまで愛着が湧くとは思っていなかった。
営業の仕事が始まったらちゃんと髭をそって出勤しなくてはいけない。
来週中に斬髪式をする。
愛着のすごさを感じた自粛期間だった。
いつになるか分からないがまた髭を伸ばせる時が来ることを願っている。