順番待ちとLINEと、戦うおばちゃん
さんざんな春休みでしたが、面白い事もありました。
遊園地に行った事がない娘を実家の三重県にある鈴鹿サーキットへ子供を連れていきたいなー
と前から思っていたので、帰省のタイミングで行ってきたんです。
鈴鹿サーキット、知ってますか?
F1とか8耐とかで結構有名ですよね。
そういうコースだけじゃなくて、遊園地としても楽しめるのが鈴鹿サーキットです。
僕も子どもの頃は遠足とかでよく行きました。
乗り物は色々あるんですが、娘は見出しのデンデンムシの乗り物が一番面白かったそうです。
これも人気の乗り物で30-40分くらい並んだかな。
途中から息子が眠ってしまって、ずっと抱っこしていたので、途方もない時間を並んだ気もするけど、、、
ベビーカー持ってこれば良かったと後悔。
遊園地あるあるかもしれない。
遊園地とかの列って、横入りとか一人並んどいて後から仲間が合流するとか、人の卑しさが見え隠れしますよね。
ちょうど僕らの前に並んでた家族もそうで、
夫婦と子供、そしてそのおばあちゃんが並んでいました。
途中でおばあちゃんだけ残して、家族は別のところへ。
(ああ、あとで合流するつもりか、、、)
残されたおばあちゃんは自分の責務を全うしてやるぜ!っていうオーラが漂っていました。
恐らく、自分達の番が近くなったら電話でもして呼び寄せるんだろうな。
そう思いなが、列もだいぶ進み
ソワソワし出すおばあちゃん。
(お、そろそろ呼び出すんだな。)
と分かるくらいスマホをいじりだすおばあちゃん。
しかーし!!
おばあちゃん、どうやらスマホを持ったばかりのようで、
慣れない手つきでLINEをひらき、そこから通話に挑むも
○LINEがマイクへのアクセスを求めています。許可しますか?
みたいな文字!
(ああ!!アプリ立ち上げたばっかりで設定できてない!!!)
おばあちゃんはきっと
「こういうよく分からないの出てきたら、とりあえずキャンセルだよ」
って教えられてたんだろう。
無惨にも、何度も出るアクセス許可をキャンセル。
当然、電話はできない。
焦るおばあちゃん。
通話もどうやらLINEでの通話方法しか教えてもらっていないようだ。
何度も同じ画面になり
おばあちゃんも勇気をだしてアプリとマイクのアクセスを許可ボタンを押した。
(おし!!!いけえええええおばあちゃんんん!)
もはや僕の心の中はアテネとスパルタンの戦争を見守るような昂り。
設定画面が開き、
スマホを耳にあてるおばあちゃん。
(ちがあああああああああう!)
と盛大にツッコミ、これはそろそろ助けるかと思い始めたが
とうとうLINEでメッセージを送れる事に気づいたおばあちゃん。
文字を打つキーボードは出せず、スタンプを探し、送ったスタンプが
😇
いや、死んでんやん。
いや、本当にのぞいてんじゃねーよって話しなんですが
列の途中合流した罰だよね?
怒らないで下さい。
ちなみに、ほどなくして家族は合流でき
無事にデンデンムシに乗ってました。
デンデンムシの上でスマホの使い方教えて貰ってたのかな?
ばーい。
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