【散文駄文】なぜ、音楽をするのか
山の木はただ立っているだけじゃない。
木の実を落とすだろ。
川はただ流れるだけじゃない。
海へ栄養を運ぶだろ。
鹿はただ群れるだけじゃない。
余分な草木を食べてくれるだろ。
風はただ吹くだけじゃない。
増えすぎた木を倒すだろ。
ムカデは土になるし
鳥は風をおこす
自然は回っているけど
人はどうなんだ
そんな事を思うようになった。
自然の生き物は自然の為に何かを作って死んでいくのに
人間は自然から奪って灰になるだけ。
じゃあ人間は自然に向けて何を生み出せんるんだろう。
多分、音楽とか絵とか詩とか、そんなものくらいしか生み出せないんじゃなかな。
音楽をする理由が欲しかった。
どうしてこんなに音楽を続けたいのか、全くわからないままだ。
かっけえ、きれい、たのしいだけじゃ、もう音楽なんてやれなくなってきたんだ。
だから、僕は言い訳を作った。
音楽を自然に返す為にやろう。
どうやるのかは、全くわからないけど笑
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