川沿いサイクリングのススメ
夏か冬かどっちの方が好き?
とかいうベタな質問は人生であと何回くらいさせたりするんでしょうね
それくらいオーソドックスな質問だが
自分は幼少期から答えが出ている。
それは夏である。
もちろん体温、気温、過ごしやすさ、ファッション、イベントとかそういったいろんな要素を加味した上で夏とずっと言っている。
もちろん夏に良い印象が多いからというのもあるが、、、、
そんな自分はここ最近夏に時間があれば行う恒例のイベントができた。
それは「川沿いサイクリング」である。
都心の方に住んでいる自分はTHE自然という風景に巡り合うことが普段の生活においてそんなにない。
少し自転車を飛ばせば30分くらいで川沿いに出ることができるような土地に住んでいるので、昔からの風習ともいうべき夏休み期間と言われる7月下旬から8月にかけてその恒例イベントをソロで主催するのだ。
毎回必ず大量の汗をかき、翌日には多くの人に引かれるほどの日焼けをし、たまに自転車を廃棄にしたりパンクしたりと、そういった面倒が伴うイベントであるのだ。
でもそんなの承知でも毎年やってしまうのは理由がある。
それは先ほど話した普段触れない景色に触れるみたいなのはもちろんなのだが、大事なのは、川沿いコースを走ると普段の自分たちの生活風景がミニチュアのように見えるからである。
どういうことかというと、川沿いのサイクリングコースというのは川の氾濫に備えて作られる堤防の一番高いところに一緒に道として設置されるから、そこから町の方を見ると普段のビル群やマンション、車、人などが全部立体的に見えるのだ。
これはあくまで自分の個人的な感想だが、上野美術館とかで見る絵画よりも何百倍も感動を覚えたし、鳥肌が立ったのを覚えている。
その動きはいつも身近に、そして体験しているはずなのに、一歩下がってみてみるとこんなにも美しいのかと思う。
これはもちろん東京タワーとかスカイツリーとか高いところから町を見下ろす感覚にも近いところではあるが、その類はすべて高すぎる。
川沿いの堤防の上から見る高さ画ぐらいが非常にちょうどいいのである。
普段の生活では平面的に物事を見ることが多い中で、こういた景色は立体的に物事や世界を見ることの美しさのようなものを思い出させてくれる。
この光景見たさだけでも川沿いサイクリングをするのには価値があるものだと思っている。
ほんとに時間と体力のある時にしかできないことではあるが体が持つ限りは続けていきたいもののうちの一つだ。
ここまで読んでくださった方いたら感謝感激です。
それではまたどこかでお会いしましょう。
またねっ!
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