顧問の先生ブラック部活から脱却へ

「休日の部活動地域委託」公立中高教員負担軽減へ。

9月2日の新聞にこんな記事が掲載されていた。

常日頃から、学校部活動のブラック化については、僕自身色んなSNSでも発信してきた。

長年、教員の長時間労働が問題視されてきたからだ。


教員の働き方改革

公立小中学校を対象とした文部科学省の2016年度教員勤務実態調査では、中学校教諭の6割、小学校教諭の3割が、おおむね月80時間越えの時間外労働が目安の「過労死ライン」を超えていたようだ。

その後、教員の残業時間上限を月45時間、年360時間とする指針が法的に位置づけられたという。

まぁしかし、僕自身が学生時代憧れたように、好きなスポーツの知識や経験を教員になって、顧問として伝えていきたい!という教員は多く、本人は苦痛でもない、「善意のサービス残業」は、そうではない人を本人の意図しないところで苦しめている。

他の先生が頑張っているから休みずらい、副顧問としてたまには休みの日も見にいかないと・・・などと、追い込んでいくのだ。

この問題は、そもそも部活動の時間まで考えると、「休日出勤」や「サービス残業」など時間外労働になってしまうことだ。

解決しようと思えば簡単で、部活動を廃止にしたらよいのだ。

なぜそれができないのか?

記事の中のこの部分から考えてみた。

「文部科学省は1日、公立中高の休日の部活動を地域や民間団体に委託し、教員による指導は希望者のみとする形式に切り替えることを柱とする改革方針を取りまとめた。」

そう、残業・休日出勤希望者がいるのだ!!

なぜなら、先ほど「僕自身が学生時代あこがれた」と書いたように、この部活で指導をする(残業・休日出勤する)ために教員になった人が大勢いるのだ。

もちろん、すべての教員がそうではないと思うが、僕の知人のなかでは教員として教科を教えることなんて二の次で、いかに部活でいい成績を残すのか!?

古典文学や数学など、自身の担当教科の知識を深めるのではなく、FCバルセロナのポゼッションサッカーについてずっと考えているのだ。

一般の会社で、業務中にそんな事考えている奴いたらクビである笑

本人は、全然気にしないで!好きでやってるだけだから!というかも知れないが、この好きでやってる、やれる環境に問題があるのだ。

もちろん、部活動も学校教育の一環であるのだろう。

であれば、部活の専門の先生を台湾などの様に作ればいいのだ。

そうすれば、成長期の子供に無理をさせてケガをさせたり、学校の生活態度や成績を部活に持ち込んで子供を混乱させることもなくなる。

その専門の知識をしっかり学んでもらえばいいのだ。


現在の教員の希望者には、教員を続けるか、部活専属になるか選んでもらえばいい。


でも、そうするとこんな問題が出てくるだろう。

・彼らの給料はどうなるの?

・採算の取れない数名の部活でも専門を雇用しなければならないのか?


ということである。

最初の問題に関しては、やはり教員から部活の担当になる場合は、大幅な給料減になるだろう。労働時間も短くなるので、数万円から10万程度の仕事だろう。

次の問題では、競技の精査が必須だろう。

・・・となると、やはりそもそも学校の中に部活があるの方が絶対におかしい。

スポーツは、民間や地域に出すべきだ。

それを希望して先生になった方には非常に申し訳ないが、ぼくの知っている方にも、もっとスポーツの指導がしたい!と教員をやめてクラブを始めたり、プロの指導者に転身した方は大勢いる。

彼らも、スポーツを指導したいならそうすべきだ。

給与は、学校に面倒みてもらう、でもやりたいのは部活動、それはやはりその他の業種の方々にも説明がつかない。

それに、教員という中途半端な立場でスポーツを指導できるほど、スポーツはあまくない。

ただの運動遊びではないのだ!!


少し長くなったので、続きは明日アップしますね!


翌日の記事


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宮城'亮'の主なプロフィール


◾️学生時代
・15歳でブラジルに短期留学し、こんなにサッカーで盛り上がる町を作りたい!
・20歳大学在学中にFC琉球の立ち上げに参加
・21歳大学在学中「FC琉球対ケツメイシ」を企画、3000名以上の人を集め注目される。
・22歳大学在学中に起業。ホームゲームの設営や運営、ファンが集まるコミュニティスペース「+9」をつくる。
・22歳アパレルブランド「PLUS NINE」(現P'lus Nine)を設立


◾️設立・職歴
・FC琉球立ち上げに参加。
・P'lus Nine設立(アパレル、イベントスタジオ、イベント企画)代表
・NPO法人ナインプロモーション沖縄設立 代表理事 スポーツ活動費の支援
・総合型スポーツクラブサンビスカス沖縄設立
・FC岐阜 地域貢献推進部 部長(3年連続ホームタウン活動Jリーグ No1、ホームゲーム初の来場者1万人達成)
・P'lus Nine株式会社設立 代表取締役
・日本脳性麻痺7人制サッカー協会 理事
・沖縄県総合型スポーツクラブ連絡協議会 代表
・一般社団法人ツノスポーツコミッション 代表理事(現在:理事)
・J.FC宮崎(宮崎県からJリーグ入りを目指す) 代表取締役


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読んで頂き誠にありがとうございます。 小さな町のクラブをJリーグに昇格させる。 不可能な話に聞こえるかもしれませんが、過去他のJクラブを昇格・経営してきた僕には、道筋がみえています。 このnoteで自分の給料を捻出したいと思います!支援のほど何卒よろしくお願い致します。