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「地域課題のために起業したい!」という相談者に必ず問う質問

問題です、私はこの図のどちらの立場でしょうか?

最近よくメルマガ読者の方や、SNSで繋がっている方から、「地域課題解決のために起業したいのですが、相談にのっていただけませんか?」といメッセージが届きます。

こうした人への返信はこうです。

「ご連絡ありがとうございます。喜んで相談にのります!その前に1つ聞かせてください。あなたは、その地域課題解決のために、現在どれだけのお金や時間を使い、どの様なリスクをとっていますか?」

こんな質問を投げかけると、残念ながらメッセージがそこで終わることも少なくありません。

返信で多いのは、
「仕事が終わった後の時間を使って勉強しています。」とか、
「友達や知人に嫌われるリスクがあるが、活動への理解を訴えています」
と言った内容です。

わざと嫌な言い方をすると・・・

あなたの隙間時間の趣味のために、地域課題解決を本業にしている私が、なぜ無償でリソースを割かなければならないのですか?

上のイメージ図をみてください。

崖から落ちそうになっている人は、地域課題で困っている方や課題そのものです。

では、この場合相談者はイメージのどれにあたりますか?
A、落ちそうな人を引き上げている人
B、その後ろで応援している人

さらに質問です。では、相談を受けた私はどちらに当てはまりますか?
A、落ちそうな人を引き上げている人
B、その後ろで応援している人

きっと私に相談をしてきた方は、ご自身がAの引き上げている人で、私にBの立場になって応援をしてほしい!と思っているのでしょう。

しかし、この場合は逆です。

私は、様々な地域課題を解決する事を仕事にしています。その私が時間やリソースを使うということは、他にも助けなければならない人や課題の手を一旦止めて、相談者の手助けをしているのです。

もちろんその間報酬もなければ、時間も使うし、万が一私の助言が原因で課題が悪化しようものなら、私自身の仕事を失うかもしれません。

つまり自分も落ちるかもしれないというリスクを負って助けているのです。

しかし相談者の方は、ご自身は日中ご自身の生活のために働き報酬を得ておきながら、私の報酬を得る機会を奪っているのです。

イメージの様に、自分は安全な場所にいながら、誰かに助けさせる人の様です。

今日はわざと嫌な言い方をしますね!

もちろん隙間時間に、地域課題の解決について考えることは素晴らしいことです。きっと将来のあなたは、誰もが協力してくれる様な人だと思います。

しかし、今は違います。今現在リスクを負って課題に向きあている方がいます。自分は大した報酬にもならず、家族との時間を犠牲にして取り組まれている方が大勢います。

他にも、なかなか時間を割けないが、お金を出し支援している方もいます。これは本当に大変なことです。会社を経営したらわかると思いますが、ご自身の報酬や月々の支払い、スタッフ人件費、税金を支払いながら、課題解決にお金を捻出することは容易ではありません。もちろん広告効果なんてほとんどありません。

ですから、まともな経営者の方であるほど、大それたことは言わずに、まずは目の前の本業、ご自身のスタッフや取引先を困らせない努力をされています。そこからさらに予算を捻出すると言うのは、並大抵のことではないのです。

それにも関わらず、自分の財布からはお金は出さないくせに、お金をせびりに来る人がいます。

都合よくスポンサーになってくれだの、困っている人のためにだの、言ってくるのです。

結論

今日の結論は、悩む前に行動しろ!自らリスクを負え!と言うことです。
私もこう言う仕事をしていますので、正直困っている人大変そうな人を見ていたらほっとけません。

私以外にも、そんな人は大勢いると思います。さらに経営者の多くも、危機を乗り越えてきた経験から、同じ経営者でリスクを負って頑張っている人を見たら応援したくなると思います。

でも、「これからリスクをとるかどうか迷っていますが、どうしたらいいですか?」なんて相談に付き合っている暇はありません。

正直リスクなんて考えていたら、1つも行動できません。
会社設立の手順なら、ネットで調べればすぐに出てきます。

しかし地域課題は、自分が行動して、地域に足を運び、課題の真ん中にいる人たちと触れ合って、初めてその姿が見えてきます。

外から見ているだけ、困っていると言う人の声だけでは、正直何もわかりません。そこに自ら飛び込まず、誰か助けてください!と言う人には、正直解決は無理だと思います。

様々な地域で課題に直面してきた私からすると、そういう地域課題の野次馬が問題を拗らせていることも多くあります。

普段の生活に物足りなさを感じたり、やりがいを感じたいなどと感じているなら、迷わず飛び込んでください。当事者になってください。話はそこからです。

青春時代に聴いてたブルーハーツの曲に「やるか逃げるか」と言う曲があります。悶々としている方は、是非聴いて見てください。

みんなあなたの決断や行動を見ています。
やるか?逃げるか?どうする?

私はどんな決断をしても、あなたを尊重します。






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スポーツで地域課題を解決する。
読んで頂き誠にありがとうございます。 小さな町のクラブをJリーグに昇格させる。 不可能な話に聞こえるかもしれませんが、過去他のJクラブを昇格・経営してきた僕には、道筋がみえています。 このnoteで自分の給料を捻出したいと思います!支援のほど何卒よろしくお願い致します。