鉛筆の使い方を20個考える
#想造力のプロテイン
この連載は、
突拍子もない、そしてちょっとバカバカしい課題に
真剣に取り組むことによって「想造力」を高める企画です。
今回のテーマはタイトルの通り。
それではいってみましょう。
1. 小指の上に立ててバランス感覚を鍛える
2. こめかみをぐりぐりして眠気を覚ます
3. 冷蔵庫の下に入り込んだ10円玉を取る
4. 奥歯で噛み締めて、歯の痒みをとる
5. 芯だけを取り出し、観察する
6. 断面が6角形のものと円形のものを組み合わせたアートを作る
7. 粉々に砕いて、香りを楽しむ
8. 色々な長さに切って、木琴にする
9. 芯を露出させないルールで、細長い彫刻作品を作る
10. 縦に積み重ねて、物の長さを測る(単位は1エンピス、2エンピスとする)
11. 耳に挟み、普段のファッションをひとつカジュアルダウンする
12. マラソンの時に持ち、ゴールテープをライバルより早く切る
13. 自然に優しいボールペンと言い張り、SDGsへの貢献をアピールする
14. 胸ポケットに2ダースほど詰め込み、弾丸を防ぐ
15. ドラムスティック代わりにし、騒音対策する
16. 「見て!私鉛筆をぐにゃぐにゃにできるの!」と言いながら相手の目の前で振り、相手が気を取られている好きにおやつのクッキーを一枚多く食べる
17. 独り言をつぶやきたいとき、意味ありげに空中で動かし、何か深いことを考えているように周囲に思わせる
18. 指揮棒の代わりに使い、「自分は貧乏ながら音楽を志している人物だ」というストーリーを演じる
19. エレベーターの扉が閉まる時に挟み込むことで、去りゆく恋人を引き止めるタイミングを得る
20. 枕にする
いかがでしたでしょうか。
書いている過程で、僕の発想が「現実的なアイデア」から「ストーリー性のあるシチュエーション」に展開したのがよくわかりますね。
そんなのだったら私にだってできる!と思った方。
ぜひあなたも20個考えてみて。
必ず読みに行きますよ。
お題の出典は、『こうして、夢は現実になる』(パム・グラウト、サンマーク出版)より。