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質問を変えることが天地ほどの違いを生む場面とは
以前から質問に大きな力があるというのは、デザイン思考を生み出したIDEOという会社が試した結果のこちらの記事で知っていました。
(ブレインストーミングという普通にアイデアの案をみんなで列挙するよりも、質問を列挙するクエッションストーミングが効果が高い)
https://diamond.jp/articles/-/92932
ただ、この本 「すべては前向き質問でうまくいく」 を読んだことで、質問というものがもっと大きな影響を及ぼす場面があることを知りました。
それは、どんなときかというと
怒りにまかせて相手を責め立てる質問をしようとしたとき
そういったときに一旦立ち止まって、自分がこのあとの大きな分かれ道にいることに気づこう。
本の中では、「批判する人と学ぶ人」の選択の地図 として書かれています。
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「自分が本当に得たい結果はどちらの道にある?」
この分かれ道で立ち止まって、自分が本当に得たい結果は、相手に批判する質問を投げたときなのか、この場面から学びを得るための質問をしたときなのか、どちらなのか考えようというものです。
この本では、そのような分かれ道にいたとき、自分の思考のスイッチを切り替えて、相手もWin-Winとなる質問を見つけ出すためのワークが書かれています。
多くの人は、本能的に、そのような場面で、まずいと気づいて踏みとどまると思いますが、この本では、さらに学びを得る質問に変えることでより大きな結果を得ることができると教えてくれています。
まだまだ、批判する人に陥ってしまうことが多いですが、学ぶ人の道を選んでいけるようにしていきたいです。