【大逆転劇となったメモリアルゲーム】信州戦をざっくり振り返る!!
またまた今回もざっくり振り返りシリーズです(笑)
12/9,10のホーム2連戦は、我らがアンソニー・マクヘンリーACが現役生活を最後に迎えたキングスにとってもゆかりのある”信州ブレイブウォリアーズ”と対戦!!
またG2終了後には両チームの選手達及びキングス懐かしのOB達を招いての”永久欠番セレモニー”が催されるメモリアルゲーム。
なんとしも2連勝でマックACに花を添えたいキングス。
そしてマックがカルチャーを築き、ディフェンシブチームとなった信州にとっては、レジェンドへ恩返しも込めて勝利を上げたいところ。
両チームの思惑が交錯するメモリアルな一戦は、マックの現役時を思い起こすふさわしい熱戦を繰り広げることとなりました😊
それでは今回も最後までご覧いただければ幸いです(o*。_。)oペコッ
◇試合結果
● G1 琉球 83 - 信州 81 WIN
● G2 琉球 83 - 信州 79 WIN
◇信州の順位当たってる⁉(笑)
ちょっとキングスの事よりも”信州のバスケ”にどちらかと言えば感動しちゃったんですが^_^;
連敗中であるのとマクヘンリーの前ということもあってか、キングスに一歩も引かないドライブを巧みに活用したアグレッシブなOFを展開!
さらには3Pも全員迷いなく打ち切っているところも普通に強豪チームのそれじゃないですかねェ(笑)
前半戦は秋田から新加入のスタントン・キッドがOF/DF両面でチームを牽引する活躍を魅せていましたが、大けがにより離脱。
その代わりに千葉から放出となったプロ1年目の若きオールラウンダー”ジャスティン・マッツ”を獲得。
このマッツがキングス相手になかなかいい味出してたんですよね👏
バックコートから自身でボールプッシュし、味方のクリアアウトを受けてドライブを仕掛けたり、インサイドでリバウンドに絡んだりと大車輪の活躍!
さらにDFではG1、ダーラムのドライブに対して4ファール溜まっていたにも拘わらず、長いウィングスパンを活かして迷いなくカットしたのは震えました:;(∩´﹏`∩);:
さらに”ディオン・トンプソン”やでぇ~ベテランの”デイビッド・サイモン”の2BIGは、お手本のようなPnRからフリースローエリアでのミドルショットをバシバシ決めてきましたね(⌒∇⌒)
あのデザインプレーはなかなかに効くぜ(笑)
大阪から新加入の”エリエット・ドンリー”も、持ち前の身体能力でリバウンドやルーズボールに絡む泥臭い仕事こなしてて偉すぎました👏
おまけに3Pも迷いなく打ち切っていたので、キングスとしてはフリーの状態を作りたくなかったです…(;'∀')
そしてG1に強烈なインパクトを与えた”ロン・ジェイ・アバリエントス”🔥
彼もPnRを上手く使ってDFとズレを作り、ファンタジックなハンドリングで翻弄。
特に3Pタッチが良すぎて、タフショットも難なく沈めていたのが只者じゃなかったです(笑)
プレースタイル的に並里を思い起こすようなファンタジスタ味があるので、G1終了後の怪我が大きく響かないことを願う👐
昨季キングスの練習生だった”山本 颯己”も念願の沖アリで躍動していました😊
京都戦で自身キャリアハイとなる27得点をマークしたオフェンス能力は伊達じゃなかったですね(笑)
岸本と似たドライブワーク(ジェイル等)でボールキープしながら果敢にリングアタックしていたのは、おそらくキングスで磨いたテクニックだったのでは❓( ゚Д゚)
DFでも今村を喰ってしまうレベルでプレッシャーを仕掛け、ターンオーバーを誘発していましたし、これから経験を積めばかなり上位のプレイヤーになれる素質を秘めていると感じました😊
全体的に文句のつけようがない信州のプレーではありましたが、一つだけ注文をつけられるなら、G2の4Q79-79となったポゼッション。
ここのサイドからボール出しで石川⇒小玉へのパスを送り、もう一度石川へ戻す場面にて岸本がDFで阻み、ラインクロスを取られてターンオーバーとなりました。
お互いにファールは5つを超えていたので、もしここで小玉がDFについていた松脇に対し、シュートを仕掛けることができればフリースローを貰えた可能性もあったかな~と思いました('ω')
まぁ相手は松脇ですし、そう簡単にはいかないでしょうが(笑)、あそこで石川に戻すことしか出来なかったという点等を解消できれば、OFのバリエーションが増えて、信州は”勝てるチーム”へと変貌するのかもしれませんね👍
◇キングスさァ…
チミラ後ろに劇作家でもついてる❓(笑)
三河戦からずっと接戦と逆転で続いてるの心臓に悪いぜ(笑)
もっと安心してバスケを楽しませてくれ(笑)
ギャンブルしてるくらいのドキドキ感と高揚感が半端ないっすよね(笑)
なんかヤ〇やってる時ってこういう状態になるんかな~(違う)
気になるのは、PnRが上手いチームに対してのDF。
結構ピックに引っかかってヘルプの反応も遅れ、シンプルなドライブを許しているシーンが多い気がするんですよね…(゜-゜)
特にセカンドユニットではその兆候が多く見受けられますかな( 一一)
このままだと、おそらくピックの使い方がリーグトップクラスに上手い”名古屋D”に対してかなり苦戦を強いられそうです。
皆”小野D”くらいボールマンにひっついてDFを1Qから仕掛けていけ~👊
にしてもタマヨのDFはマジでよかった👏
G2の後半スタートから起用され、必死にインサイドを守り抜いたことで、信州に大きく点差をつけられることなく繋いでいたと思います😊
ゲームの分かれ目となった4Q2分辺り、岸本と二人で石川をダブルチームで囲み、トラベリングを奪ったDFは見事でした🔥
その後足を捻ったような感じになっていたので、無事であってほしいです😢
◇”セカンドユニットの要”説
少ないプレータイムではありましたが、キャプテン田代の存在感が輝き散らかしていましたね✨
2連戦共に状態の良さを感じさせるドライブでペイントエリアに侵入し、OFリズムを作り出す要因となっていました😊
あと何といっても田代は”パス回しが早い”!
昨季から瞬時に判断してボールを動かそうとしているのは見受けられましたが、ペイントエリアへの侵入が少なかったため、展開ができていなかったと考えます。
今季はコンディションが戻ってきているので、ハーフコートオフェンスにおいて彼のドライブが”セカンドユニットの要”になりそうな予感(^^♪
個人的には牧にして欲しいプレイメイクの形を田代が魅せてると思うのですが、この辺は有識者達の見解を伺いたいところですね(笑)
◇レジェンドに捧ぐ愛のクラッチショット
G2神がかった大逆転を演出したのはやはりこの男でした( *´艸`)
4Qだけで”4本”の3Pを沈めてチームを勝たせるなんて、どんな作品でも描けないやりすぎ演出(笑)
しかもメモリアルゲームでそれを成し遂げるのがマジで意味わかんないですね(笑)
信州からしてみれば、2シーズン前の残り14秒1点ビハインドから3Pを決められて勝利を逃しているため、トラウマを植え付けるレベル(笑)
残り2分を切り12点差をつけられた場面、最後のTOを使用してからのキングスのポゼッションでは、一発で岸本の3Pをデザイン👌
さらに信州ボール出しのDFでローがパスカットし、クーリ-のスクリーンを受けて岸本の3Pをもういっちょデザイン👌
このワンプレーは何気にタイムアウトを失った状態から作り上げているのが凄い👏
ここがチームとしての”共通理解”の賜物だと思っています!(^^)!
その後残り1分の場面からもう1本3Pを決めて3点差まで追い上げ、続く信州のオフェンスを守り切り、今度はローが放って外れたシュートのオフェンスリバウンドを岸本が執念でもぎ取ります🔥
そしてトップの位置でどフリーとなっていた松脇へパスを送り、同点の3Pを演出しました!(^^)!👌
さらにはDFでもラスト4秒でマッツからオフェンスチャージングを奪う活躍も魅せ、息の根を完全に止める鬼畜プレーで締め括りました(笑)
試合後のインタビューでも語った通り、G2は絶対に負けられない状況であったため、やはり将来の永久欠番は格が違いますね(;'∀')
”絶対に諦めず勝ちへの執念を魅せる”。
これはマックから岸本へ受け継がれた勝者のマインドそのものであり、この活躍で花を添えた姿は、絶対映像作品に残すべきだと思います✋(笑)
◇ジェフ「俺と似たヤツがおるな」
遂に新加入のヴィック・ローが南国スタイルに合ってきた気がしました😊
G1は得点面で惜しいプレーが続くも、相手のドライブコースを遮るテクニシャンなDFと安定したハンドリングでボールプッシュの仕事を遂行。
そして迎えたG2では得点面でもチームを救う活躍✨
お得意の早いトランジションからのペイントアタックして放ったシュートをねじ込みエンドワン🔥
その次のポゼッションでは待望のおかえり3Pを沈めます‼
ローはただでさええげつないスピードを持っているのに、ドライブ⇒ストップからのミドルやフローターがエグイ( ゚Д゚)
しかもシュートを打ち切る力強さもあるため、ダーラムとは違った形でファールを誘えるのが非常に厄介です(^^;)
しかも2分切った辺りからはプレイメイクの要となり、岸本に的確なアシストパスを供給していたのもかなり良き(^^♪
特にコーナー待機する岸本ヘのエクストラパスは、tasuke的に大好物なプレーでした(笑)
※チームトップの6アシストを記録
そして同点となり、逆転のかかる場面では、ダーラムや河村を彷彿とさせる直線的なドライブをここぞとばかりに繰り出してエンドワンを獲得🔥🔥🔥
※映像は残り26秒辺りから
普段はストップジャンパー系のショットを多投しますが、EASL初戦でも魅せたように勝負所でシンプルなドライブをチョイスできるプレーセンスはマジで半端ないです(笑)
しかもここで注目いただきたいのは、ローのペイントアタックを生み出すためにクーリ-と岸本でクリアアウト、今村と松脇は外に広がることで中のスペース確保に動いてます。
ローに対する”信頼”が図りしれないものであると感じます(*´▽`*)
仲間を活かしたり、時には自分がエースとして点を取り、チームを引っ張っていこうとするローの姿は、”ジェフ・ニュートン”と重なって見えるんですよね~!(笑)
体形も若干似てますし、ジェフもそう思ってくれてたら嬉しいかな( *´艸`)
また、クラッチタイムをダーラムではなくローで乗り切ったことも今後に繋がる大きな収穫!!
個人的には、渋谷戦以上に真の意味でこの試合がローのキングス仲間入りを果たす役目を担ったように思います(笑)
◇アンソニー・マクヘンリーの思い出
熱戦のG2を終えた沖アリでは、メインイベントであるマクヘンリーACの永久欠番セレモニーが行われ、キングスは現チームメンバーと懐かしいOBの面々が出席。
※【シンプソンや澤岻兄もいたのは正直驚いた】
併せて信州メンバーも出席してスタートしました。
そしてマックの入場曲は沖縄市体育館時代に使用されていたAC/DCの神曲「Hells Bells」🔥
まさかの演出に鳥肌が止まらんかったです:;(∩´﹏`∩);:
もしかしてここまで取っておいたってことですか…❓(笑)
やっぱキングスと言えばこれよね~
セレモニーではキングスで共に戦ったかつてのチームメイトからのビデオメッセージ(友利、狩俣、スニードら)でスタートし、現メンバーの岸本や桶さんから熱い感謝メッセージと進んでいき、マック自身のこれまでを振り返るスピーチで締めくくり、終始愛に溢れた空間の中終了となりました(*´▽`*)
どなたか英語堪能な方にあのスピーチ和訳をお願いしたいところです(__)
ちなみに私自身のマックの思い出は、以前どこかで投稿した気もしますがこの際ですしもう一度書きます(笑)
元々NBAやスラムダンクが影響してバスケ好きとなり、特にNBA厨だったクソガキの私は、アイソレーションから超絶テクニックを繰り出す(MJ,コービー,AI,T-MAC)のような選手達が正解であり、至高の存在だと思っていました(笑)
クソ中坊だった私は、NBAを追いかける傍らキングスの試合も観るようになりますが、その中でマックの凄さってどういった部分なんだろう❓と考えるようになります。
一見すると派手に目立ったプレーや武器がわからない、でも彼にボールを預けたら謎の”安心感”がある…。
そう、その”安心感”こそがマックの武器なのではないかと考えるようになり、バスケを深く理解しようと思ったキッカケでもあります。
マックの凄さはよく観察していないと見えてこないし、スタッツにも表れない”細かなDF”面でヘルプ役となったり、スペースを生み出して味方の得点を演出する”フロアバランス”にありました。
異様にブロックショットを決めることが多いなと思っていたら、それは相手の出方を読めているから。
マックにボールを預けたら安心するのは、類まれなハンドリングスキルでボールキープし、一本の的確なアシストでドデカイ一発をデザインしてきた実績があるから。
マックを見ることで、バスケはこうやってプレーするんだな~という学びになったんですよね(*´▽`*)
当時の外国籍選手は得点を取ることメインとなっている中で、”チームで勝つ”ために味方のプレーをアシストすることに注力できるのは貴重な存在でした。それはジェフもしかりですが。
そのマックが築いてきたオールラウンダーの系譜から、広島に行ったエバンスやウチのダーラム、さらにはここにローも加わっていくと考えれば、日本プロバスケリーグのレベルアップに貢献した存在と言って差し支えないと感じます(´ー`*)
そして常にお互いを尊重し、やるべき事を徹底してこなす姿勢には、凄く影響を受けましたし、彼のような素敵な大人になろうと思った次第です(笑)
今後もマックが自身のメンタリティを活かして、新たな境地を開拓していく姿を想像したらワクワクが止まりません( *´艸`)
その時はジェフ×マックで揃ってるといいな…✨
◇まとめ
やっぱさ、次から登場曲「Hells Bells」にしない❓
ーFinー