飛行機は使わない!電車とフェリーでタスマニアに行く22時間の旅
こんにちは、タスタスです!
2024年6月からオーストラリアでワーホリをしています。
今回は、シドニーからタスマニアまで、飛行機を使わずに電車とフェリーで移動する旅に挑戦しました!(11月初旬)
環境負荷を減らしたいという思いから、あえて飛行機を使わない移動手段を選びました。
この記事では、飛行機を使った場合と比較しながら、移動方法や旅の様子をシェアします。
飛行機を使わない場合:シドニーからタスマニアへのルート
1.シドニーからメルボルン:電車移動
メルボルンまではバスもありますが、今回は夜行電車に乗りたくて電車を選びました。Transport NSWのウェブサイトでネット予約をすると、10%の基本割引に加えて、5日前予約でさらに10%割引が適用され、約93ドルで乗車しました。なお電車は、事前予約が必須で、日中と夜行のどちらかを選択できます。
荷物は20kg以内であれば預けられ、それ以上の重さのものは車内のスーツケース置き場に置きます。
車内には充電ポートがないため、バッテリーを持っていくのがおすすめです。
電車には寝室や食事のオプションもありましたが、私は課金しませんでした。なので、持参した食事を事前に済ませました。
夜行電車での移動は、通常の座席での睡眠になるため、満席の時は隣の人がいて少し窮屈に感じます。私の場合、周囲の乗客は静かで快適でしたが、電車の揺れで夜中に何度か目が覚めました。
夜明けの景色はきれいで、ウトウトしながら眺めていました。
2.メルボルンからタスマニア:フェリー移動
タスマニア行きのフェリーは「Spirit of Tasmania」の一択だと思います。メルボルンから電車で約1時間南にあるGeelong港から出発し、タスマニアの北端に位置するDevonport港に到着します。(メルボルンで電車やバスに乗る際には、mykiカードが必要です。)
フェリーの予約は時期によって取りにくいことがあるので、時期が近づいたらSpirit of Tasmaniaの公式サイトを定期的に確認しておくと安心です。
また、フェリーでは重量制限はありませんが、蜂蜜や魚介類、野菜など持ち込み制限があるので要注意です。
私はリクライナーシート(追加料金なし)を選び、夜便で約177ドルでした。フェリーも日中と夜行のどちらかを選択できます。
ちなみに、 Wi-Fiは有料 ですが、必要に応じて利用できます。
また、夜ご飯は船内で購入できますが、私は事前にスーパーで買ったものを持ち込みました。
出発後は、フェリーからサンセットを楽しみ、弾き語りの音楽演奏を満喫しました。また、広い船内を散策しながら、いろいろなスペースでリラックスできたので、飽きることはありませんでした。
リクライナーシートはとても快適でしっかり眠れたので、すごくいい体験でした。
タスマニア内を移動する場合
タスマニアには乗客用の電車がないため、Devonport到着後は「バス」か「車」で移動することになります。
バスは事前予約が必須で、一日に数本しか運行していないため、事前にチェックしましょう!
飛行機で行った場合と比べて
11月時点のシドニーからDevonport空港までの飛行機料金は約300ドル~500ドルで、所要時間は3時間半ほど。
料金はそれほど変わりませんが、時間面では飛行機の方が圧倒的に早いです。
ただ荷物の重量制限がないことが嬉しかったです。
ワーホリで長くオーストラリアにいると荷物が重くなりがちで、いつも飛行機の預け荷物にお金を使うのが嫌でした。
そのストレスを感じずに旅行できるのは大きなメリットです。
予約や移動に少し手間はかかりましたが、この不便さも旅の楽しみの一つと感じました。飛行機では立ち寄れないメルボルン旅行もでき、トータル充実した旅になりました!