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大人の10人に、1人が喘息!日本人死亡者数、年間25万人!

#医療 #喘息 #ぜんそく
#喘息対策

毎日、どこで何をするのにも「ノド飴」をポケットに入れている。咳がひどくなると、もう呼吸ができない。苦しさのあまり、どっかに掴まらなくては立ってもいられなくなる。この症状、すでに学生の頃からあった。こうなるとコートのポケットやカバンの中には、つねに3粒ほど忍ばせている。

*大人の10%が喘息!
知り合いの女性に、喘息を患っているヒトがいた。聞くところによると、ホコリや花粉など細かな粒子がいけないと言う。だが、この女性、猫を飼っていたのだ。私が「猫っていけないんじゃないですか?」と尋ねると、その通りだが手放せないと言っていた。ストレスも喘息にはよくはない。猫は心の癒しにもなる。マメに掃除をしてやれば少しはよいのかもしれない。

自分としては「ぜいぜい」という咳はしていない。3 日から4日に一度、発作的に喉の調子がおかしくなるだけ。しかも一過性であり続くという事はほとんどない。自己判断だが、自分では喘息ではないと思っている。せいぜい喘息気質と考えているのだ。

*喘息、その正体とは?
空気を吸い込むことによって、ヒトは酸素を得ている。空気を口で吸い、喉を通り気管支から肺に入っていく。肺のなかの気管支の数は、100万本以上あり、細いものは直径0.3ミリ以下。この気管支の先にとどいた酸素が血液に送り込まれる。

この気管支に炎症が起こることで、過敏に異常な状態になるという。少しの刺激、たとえば車の排ガスやタバコの煙や花粉などでも呼吸ができなくなってしまう。それほどカラダに急激な害は無いのだが、防御反応をしめすのだ。この状態が三週間以上つづいた場合、喘息と診断される。行くべき外来は「呼吸器内科」のある病院だそうだ。

*喘息で死ぬ理由?
とくに重篤な患者が、日本全体では80万人近くいると言う。そもそも発作が起きると、気管支1本1本が収縮してしまうのだ。そるとカラダに酸素を取り込めなくなる。だとすれば、酸素がカラダに回らず、細胞が死んでしまい、各臓器も機能しなくなる。これが死の原因である。

ポイントは、喘息患者本人が甘く考えているということ。喘息で死ぬ事は無いと考えているのだ。そのため治療しても、途中で止める人が多くいるという。喘息の薬はかなり効果があり、それを続けていれば、めったに死ぬことは無い。この油断も死亡原因のひとつと言えるようだ。注意すべきは、自己判断はせずに毎日用の吸入器を使い続けることと言える。

*喘息の薬、2種類ある!
喘息の使用で使われる薬には、長期使用のものと、発作時専用のもの2つがある。前者は毎日使うタイプで、気道の炎症を鎮めるもの。後者の発作時用は、気管支を拡張しラクにするもの。長期に使用するものは、呼吸が苦しくなくても続けなければならない。途中で止める事はかなり危険と言える。

2種類を併用することもできるという。まず長期を使用して気管支を広げておく。次に発作用に使うステロイド剤を吸入すれば良いとされる。いずれにしろ、医師の指示に従い、きちんと薬を使うべきである。

*風邪で喘息になることも!
たんなる風邪と思い、放ってこじらせると喘息になることもあると言う。このほか、日常的に排ガスやホコリを吸い込むこともよくない。いまは高性能のマスクが販売されているから、これを使い、徹底して予防すべきだろう。

問題は、大人が喘息になると、2割しか治らないということ。子供であれば3人に2人は治ると言う。だからこそ予防はしておくべきと言える。たんなる咳と侮ってはいけない。「死に至る病」と考えるべきだろう。

*まとめ
いまのところ自分自身は、大丈夫なようだ。つねにマスクを携行しているし、いざとなったら「のど飴」を口にする。また同居人が動物嫌いだったことも幸いした。私一人で暮らしていたら、間違いなく猫が犬を飼っていたと思う。ペットを飼えないのは残念だったが、カラダには良かったのだ。

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