見出し画像

『大腸がん』、死亡原因の女性第一位(男性第二位)。いかにしてこれを防ぐか?考えてみた!

#医療 #健康 #大腸ガン
#大腸ガンを防ぐ    #検便
#食品添加物 #内視鏡検査

ガンという病気、日本人の死因の第一位。これは1981年から現在まで続いている。その中でも、近年多いとされるのは大腸癌。女性の第一位で、男性の第二位(ほぼ一位との差はない!)をしめる。健康を守るには、大腸がんを防ぐ対策をする事は極めて大事といえるようだ。

*大腸がんの原因とは?
一般に言われている理由は、食の欧米化だとされる。動物性タンパク質や脂肪の摂りすぎ、肥満や喫煙、そして飲酒にあると言う。ところが国際比較をしてみると、モンゴル人で大腸ガンになる人は稀のようだ。同じアジア人、彼らも肉を食べ酒も飲んでいる。またタバコもけっこう吸っているので、日本人とそれほど大差は無い。

もう一つのデータがある。75歳未満年齢調整死亡率でみたときの大腸ガンだ。米国、英国、カナダでは、1960年以降から減少を続けているのだが、日本では1990年まで増え続けていた。その後は減るには減ったのだが、減少する割合が低いのだ。すべてのガンでみると、1960年からはかなり減り続けていると言うのに…。何かおかしいような気がする。これはどうも肺ガンについても言えるようだ。

*大腸癌で死なないためには!
やはり検査ということになる。便潜血検査(検便)により、そのリスクがわかるようだ。ポイントは毎年おこなうということ。そして2日分を提出する。1日分だけだと発見率は45%。2日分になると70%にもなるようだ。また2年続けると91%、3年なら97%の発見率となる。

ただし便に血が混じっていたからといって、必ずしも大腸ガンとは限らない。便潜血検査で陽性になった場合、大腸内視鏡検査へとすすむ。およそそのうち3から5%がガンだという。ポリープはガン予備軍である。大腸ポリープのある人が、およそ30%から40%ほど見つかるようだ。このポリープ、検査時に取ることができるので、初期のガンをやっつけることができる。

*食事で一番気をつけること!
医師から野菜よく食べるように言われるが、日本人の食物繊維摂取量はかなり多いとされる。それよりも効果があるのは、加工した肉や魚介類を摂らないこと。こちらが大事だ。日本国内で販売されているハムやウィンナー干し魚やカマボコなどの加工食品には、防腐剤や防カビ剤などの添加物が含まれている。これが大腸にとっては致命的な打撃を与えるのだ。

もう一つ危険なのは、輸入品の果物。とくに柑橘類には多量の薬剤が塗布されている。これもかなりキケンだ。果物類は日本産をとれば問題ないだろう。ちょっとした知恵で、大腸ガンのリスクを下げることが可能と言える。

*進化した内視鏡検査?
今のところ検便で陽性になった事は無い。だが若い頃、2度ほど大腸内視鏡検査をやったことがある。もともといつも便がゆるい。そこに空気を大量に入れ込むことで、腹が急激に痛くなったと記憶している。また、この検査では下半身が丸裸。嫌な思いもしたものだ。

現在は、専用の検査着があるという。内視鏡を入れるところだけ穴を開けているのだ。当日に下剤で腸の中をきれいにする。当時は2リットルも下剤を飲む必要があったが、いまは1リットル飲むだけでいいらしい。さらに申し出れば鎮静剤を出してくれると言う。これはまさに「至れり尽くせり」ということだろう。

大腸内視鏡検査は、2万から3万円、保険3割負担で6千から9千円ほどかかる。またこの時ポリープを切除するのには、別途費用がかかると言う。約6万から10万円、保険3割負担で2万から3万円。

*食品添加物が問題!
疲れたからといって、以前はよく健康ドリンクをとっていた。これにも安息香酸ナトリウムという添加物が使われている。前にも述べたが、最悪な食品添加物で、これを摂ることは間違いなく大腸にダメージを与えると言えそうだ。

最近では、加工食品や飲料を買うときには、つねに添加物を見るようにしている。これをキチンとやれば、大腸ガンになる事はないと思った。すでに何年にもわたり添加物を摂ってしまったので、今は「後の祭り」である。大腸ガンが気になるなら、毎年検便をおこなうしかないだろう。

*まとめ
モンゴル人に大腸がんが少ないと言うのは、加工食品をほとんど食べないことによるもの、そう思った。それ以外は日本人とそんなに違いはない。とにかく自分の身は自分で守る!それには添加物について学び、毎年きちんと検査するしかないということのようだ。手間と費用はかかるが……。

いいなと思ったら応援しよう!