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悪徳サギ、『出張買取業者』、『片付け業者』見分け方とは?

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最近やたらと出張買取業者から電話がかかってくる。ほとんどがテレアポ業者が請負いかけてくるのだ。マニュアルにしたがい聞いてくるのだが、狙いは貴金属やブランド物など価値あるものと思われる。その都度「もう売ってしまい、家には何もない!」と告げ断るのだが、これがなかなかしつこい。話すのが面倒なので、いきなりこちらから切るようにしている。

*サギ被害が増えている!
私自身も、以前古物商の免許のもと、買取業をしていた。やっていたのは「テレカ」「デパート券」「ビール券」など。相場を見ながら値段をつけ買っていたのだ。やはり物には妥当な金額があり、それにより売り買いができる。サギをはたらく連中は、これを無視するのが常。出張すれば、手間はかかるしガソリンも使う。その辺りをぼやかして出向くのだ。

やはり狙われるのは、一人暮らしのお年寄り。「何でも買い取ります!」や「格安10,000円以下で片付け廃棄も可能」などの謳い文句には注意が必要といえる。とくにポスティングで入ってきたチラシ。「廃棄する家具4点でも、わずか8000円」などの記載があるが、これが危ない。チラシの隅に小さな文字で「小型家具のみ」と記されていて、年寄りには読みづらいのだ。クルマに積み込んだ段階で、請求額が5万円と提示する。文句をつけると、だったら玄関に置いていくと言う。元に戻すのにも別途費用がかかるというわけだ。高齢者なら、泣き寝入りするしかない。

*貴金属ねらいの業者!
金相場が急激に跳ねあがった。このため、これを狙う業者が増えているという。数人で家にやってきて、勝手に上がり込む。さらに頼んでもいない戸棚を次々に開けていく。売る気のなかった宝飾品・貴金属・ブランド品に値をつけて買おうとするのだ。気の弱い人なら言われた通りに売ってしまう。

またこれらの業者は、個別に買取金額を提示しない。ざっとまとめて20点で〇〇〇〇円などとする。これは間違いなく法律に違反しており、本来ならきちんと一点ずつ金額提示が義務付けられているのだ。知らないことを良いこととして、ずさんな買取をする。

*闇バイトによる強盗事件!
出張買取業者や片付け業者がこれらの事件に直接関わることは無い。だが情報は闇ルートにより拡散される可能性は十分にある。そこが怖いのだ。一人暮らしで高齢であれば注意すべきところ。昔からこの手の情報は裏社会で売買されている。最近の犯罪でもそれがつかわれた可能性は否定できない。

もし出張業者を使うのなら、息子や孫が一緒に住んでいるように装う必要がある。会話の中でも、今日はたまたま出かけていると話しておこう。表札にも「男の名前」を入れたり、玄関に男性靴を置いたりしておく。ちょっとした注意で、強盗は防げる。

*危ない出張買取(片付け)業者!
一般的には価値ある物品に値段をつけ、価値のないものに対して費用を請求するという流れだ。本来は一個一個品定めして価格をつけていく。しかし、これをやらずに大まかに買取額〇〇〇〇円、処分費用〇〇〇〇円として、差額を提示するのだ。もうこの時点でいい加減な業者と見ていい。

アポ電だけで、詳しく内容を聞かずにやってくる業者、これも怪しい。こういう業者に限って、詳細なことを話したがらない。本来なら、どんな品物か?大きさがどのくらいで、それが何個あるのか聞くはずだ。電話で見積もりが可能なはず。それをやろうともしない。

片付け金額がきわめて安い。これもおかしい。片付けにはやはり手間がかかるわけで、それなりに費用はかかる。相場の7割や5割などということは無いはず。それを言ってくるというのは、別の狙いがあると思うべきである。

その他の危険な業者としては⑴ホームページのない業者、⑵ホームページがあっても、会社の概要が出てない業者、⑶チラシの文字に、細かな記載がいくつも書かれている業者。これらも頼むべきではない。やはりテレビCMや新聞広告など知名度のある大手企業なら、ある程度は安心できると言える。

*まとめ
高齢者の場合、自分の息子や娘、さらに孫に相談すべきである。また業者がやってきたときには、複数人に立ち会ってもらうべきだ。これなら業者も無理なことはできなくなる。今まで日本は、世界でも安全な国だったが、もうそうではなくなった。特殊詐欺は減らず、さらに闇バイトの強盗事件まで起きている。

自分の身は自分で守る!そんな考えを持つべきと言える。若い世代は、この情報も親に伝えておくべきだろう。けっして他人事では無いのだ。いつ自分の親や祖父母が被害にあうとも限らない!そう考えるべきだろう。

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