お笑い芸人、エスパー伊東氏の死去!死亡原因のひとつ、ラクナ脳梗塞についてみていこう!
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まずは、エスパー伊東氏のご冥福をお祈りします。
病歴、エスパー伊東氏は2024年1月16日逝去、享年63。2018年に、変形性股関節症で休業したが、2019年ラクナ脳梗塞を発症。認知症が次第に悪化し、最後は心不全で亡くなった。
皆さんは、脳梗塞をご存知だろうか?脳の血管が詰まることで、詰まったその先に血液がいかず、細胞が壊死する病気。死に至る病でもある。かりに一命が救われたとしても、大きな後遺症を残す。
一方でラクナ脳梗塞は、細い血管が詰まった状態。こちらは無症状の人もいる。細ければ細いほど症状は軽い。ただし、次々と出ると、大きなダメージを身体に与えるという。エスパ伊東氏の場合が、これだったようだ。
有名人で、直近このラクナ脳梗塞にかかった人を見ていこう。
テレ朝アナの大橋美歩、タレントの磯野貴理子、女優の河合美智子、歌手のあべ静江。
・大橋美歩は、2018年34歳で発症。左半身の麻痺や言語障害などの症状がでる。抗血小板薬とリハビリにより、1ヵ月ほどで復帰した。
・磯野貴理子は、2019年50歳のときに発症。右半身麻痺や言語障害がでた。緊急手術とリハビリを続け、現在回復している。
・河合美智子は、2016年53歳で発症する。右半身麻痺や言語障害がでた。抗血小板薬とリハビリを3ヶ月続けて退院。今は復帰している。
・あべ静江。2017年70歳で発症。右半身麻痺と言語障害がでた。抗血小板薬とリハビリにより2ヶ月後退院。今は、テレビ出演もしている。
大まかな情報ではあるが、このラクナ脳梗塞の罹患年齢は、34歳から70歳と年齢はまちまち。若いからといって、油断はできない。
[ラクナ脳梗塞の症状]
この病気の8個の症状を見ていこう!
⑴半身のしびれ!手足の一方の感覚が鈍くなる。
⑵半身の脱力!手足の一方の力が入らない。
⑶歩きにくさ!歩幅が小さくなり、ふらつく。
⑷しゃべりにくさ!言葉をうまく発音できない。
⑸記憶力の低下!言葉をうまく発音できない。
⑹手が不器用になる!手による細かな作業はできない。
⑺認知症!判断力や理解力が落ちる。
⑻パーキンソン症候群!手足の震えや動作が遅くなる。
ただし怖いのが、無症状の人も多いということ。無症候脳梗塞といって、本人も周りも気づかない人がいる。たまたま、CTやMRIの画像検査で見つかることもおおい。
[ラクナ脳梗塞の予防法]
まずは、生活習慣病を改善すること。高血圧や糖尿病、脂質異常症は、はやめに血液の数値を良くすることが大事だ。
*控えるべきこと!
・喫煙 ・お酒 ・塩分の摂取
*おこなうべきこと!
・適度な運動。
・健康意識した食事
・睡眠の質をあげる。
脳血管系の病気は、遺伝的な要素が多分にあるようだ。近親者のなかで脳の病気になった方がいる場合、定期的な検査をおすすめする。
私の知人友人では、脳梗塞の方はいないが、2名の方が脳出血で亡くなっている
・1人は49歳の女性。家で昼寝をしている時、布団のなかで息絶えた。子供は男の子3人。皆が成人していたが、葬儀の席で、途方に暮れていた姿をいまも思いだす。
・もう1人は、大学時代の友人。51歳の時だった。転職した会社での会議中に倒れた。当日、奥さんより電話があり、翌日見舞いに行くと親族でもないのに、病室に入れてもらった。困惑した奥さんの顔が、今でも忘れられない。
[まとめ]
①近親者で、脳の病気で亡くなられた方がいる場合、年一度の脳検診をおすすめする!
②やるべき事、控えるべきことはハッキリしている。日々おこなっていこう!
③いつもと違った症状がでたら、脳の病気も疑ってみよう!
④健康診断で生活習慣病と指摘された方は、日々数値のよくなる取り組みをおこなう!
⑤気のあう“かかりつけ医”を探し、半年に一度は受診して、状態をみてもらう!
以上だ。だれでもが、なり得る病。気をつけていこう。
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