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我々、『ホモサピエンス』、ニセ情報に惑わされないために!
#ホモサピエンス #AI
#サピエンス全史 #フェイク情報
#人類の誤り #人類史
「ホモサピエンス」とは、ラテン語で「賢い人間」を意味する。だがどうなんだろう。決して賢いようには見えない。知恵はあるにはあるが、愚かともいうべき行動をする。戦争や紛争など、世界中いつの時代もどこかで起き、人が死んでいるのだ。人類は英知とは無縁とも思ってしまう。それが我々人類と言えるだろう。
だが人類史を見ると、確かに我々の種族だけが生き残った。世界累計2500 万部販売の名著「サピエンス全史」を著したハラリ氏。我々の祖先だけが、虚構を信じたことで生き残ったと述べた。宗教や身分制度、さらに貨幣なども実態のあるものとして認識し、これに皆がしたがう。この信じる行為により、文明が開けていったとした。
*いまの北朝鮮と戦前のニッポン
ニュースで北朝鮮の情報が流れてくる。滑稽とも思ってしまうのだが、わずか80年前のニッポンもまさにこれと同じだった。当時、20歳そこそこの若者たちが戦地へと送り出されたのだ。周りの大人たちは「日の丸」の旗を振り、軍歌を歌い、彼らを送り出した。誰もそれがおかしいとは思わない。
終戦とともに、誰も過去のことを思い返そうともしなくなった。大手メディアで取り上げられるものも、かなり限定したもの。戦後生まれの我々にとっては、何のことかわからない。また公職追放になっていたモノも、すぐに現場に復職、大手を振って歩いている。未だあの戦争の愚かしさを理解しようともしない。それが我々と続いているのだ。
*情報は増えたが質はどうか?
私自身、いちばん不満に思うのは日本メディアのあり方。いま現在、完全に官僚によって縛られていると言える。新聞社やテレビ局はいくつもあるが、放送されている内容がほとんどが同じ。これは明らかにおかしいと言える。官僚から与えられた情報をただ流しているとしか見えない。
そもそも「記者クラブ」自体がおかしい。金も払わずに、記者が庁舎を自由に使っている。これでは官僚の下請けと言われても仕方がないだろう。記者本人たちも、これが異常とは思わないのだ。我々が彼らの発する情報を正しいものと認識しているが、それは全く根拠は無いといえる。
*宗教とイデオロギー
思い返すのは、20世紀末に行われた選挙制度「改革」。この原案を考えたのが、大手メディアの役員たちだった。当時、政治腐敗根絶を叫び、「小選挙区制」(比例代表)を導入する。メディア主導だったが故に、反対意見はかき消されてしまう。まんまと国会で可決してしまったのだ。
だが、どうだろう。政治腐敗は本当に収まったのか。全くそんな事はなかった。かえって政治を悪くしたのだ。欧米一部の国を見習った「二大政党制」、これで民主政治などができるはずもない。わが国民はみごとに騙された。
宗教もいわば虚構と言える。人を信じ込ませることで、本部は莫大な金を集めるのだ。またイデオロギーを論じる輩も、同様と言える。知識人をよそい、誤った情報を流す。おおくの民衆はこれを信じてしまうのだ。
*SNSも、フェイク情報蔓延
誰を信じるのか、何を信じればいいのか!これは誰にもわからない。ただひとつ言える事は、我々人類がたどってきた歴史を見るしかないということ。人間のやる事はほとんど変わらないからだ。
一方、AIの急激な発展により、フェイクニュースが作られているという。対抗するにはやはりAIを利用するしかない。このAIで、旧メディアの誤りを正せるのだ。AIには「忖度」は無いため、正しい情報を我々に届けてくれるだろう。
*まとめ
これからの情報活用は、AIに頼らざるを得なくなると言える。敵もAIなら、味方もAI!そんな時代となるはずだ。さまざまな社会問題に対し、より踏み込んだ回答が提示され、我々はそれにより社会に生かすことができるようになると思う。
SNSや旧メディアの情報、これら全てをAIのフィルターを通してみることで、より正しい知識をもたらしてくれると考えるのだ。