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【Salesforce】拡張ドメインを有効化したお話


拡張ドメインとは?

拡張ドメインの有効化が必須になると発表されたのは2021年6月頃だったでしょうか。
延期やユーザー自身で有効出来る期間を経て、ついに2023年10月の強制適用がやってきます。

正直なお話、拡張ドメインとは?と聞かれて100%正確に答えられる自信は…ないです(;´・ω・)
拡張ドメインについてのいろんな記事を読ませて頂いた限り、「ブラウザの最新要件(サードパーティーCookieブロック)に対応・セキュリティ強化のため」という解釈をしています。

下記のサイト様は特にとても分かりやすかったです!(感謝)

拡張ドメインが有効化される際の懸念事項としては「Experience Cloud サイト等のアクセス、外部システムとの連携」に不備が生じるかもしれないということです。

うちはExperience Cloud サイト等は使用していないので、問題になりそうなのが外部システムとの連携です。

Sandboxでテスト・有効化

拡張ドメインに対応しないとなーと思いつつ準備期間があるのでそこまで慌ててはおりませんでした。
今年の2月頃に拡張ドメインが自動有効化されるが除外(オプトアウト)・無効が出来るということで、まだ準備出来ていなかったので除外をしました。
そこから5月頃にようやくSandboxでテストを始めました。
前述した通り、Experience Cloud サイト等は使用していないので、影響がありそうな外部システム連携をチェックしました。

チェック内容は以下の通りです。

  • Salesforceでレコード更新→Slack通知が正常に動くか

  • Salesforceのレコードに埋め込んでいるQuip文章が正常に動くか

  • 利用しているノンサポートパッケージが正常に動くか

重要度が高いのがSlack連携ですね。
特に商談フェーズの移行時の通知はよく確認されていると社内から聞いており、これが止まるとなかなか厳しい…。
テストした結果、無事に動いたので安心しました。

テスト出来なかったのは、シングルサインオンでのログインですね。。
ログインURLが今後は「自社のドメイン.my.salesforce.com」になるということで、シングルサインオン側の設定を見直しました。

そんなこんなで、5月頃にテストを完了。
社内事情を考慮して有効は9月末にしようと決定。
そして、ついにその日がやってきて、えい!と有効化をクリック。

まとめ

Sandboxで事前にテストしたこともあって、特に問題はなさそうです。
ただ、来年の10月頃に旧URLへのリダイレクトが停止になるので、もしかしたらそのタイミングで気づいていなかった問題が発生するかもしれないので、引き続き注意をしていこうと思います。

最近はサイバーセキュリティやプライバシー保護などでブラウザで作業をすることに対していろいろ考えさせられますね。
それに対応するべく、様々なサービスが日々動いていると感じています。
それに乗り遅れないように、引き続き情報をキャッチアップ出来るようにつとめていきたいと思います。


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