【Salesforce】Winter'25アップデート取引先責任者階層待ってました!のお話
Winter'25リリース!
Salesforceは年に3回のアップデートがありまして、10月13日にWinter'25がリリースされました。
今回もたくさんの新機能の追加がありましたね!
その中でも、待ってました!な機能がありまして、さっそく触ってみましたのでメモしてみます。
※あくまでも私が所持している環境で行ったので一例になります。
取引先責任者の階層関係が出来るように
もともと、取引先レコードで親取引先リレーション項目を使用して階層関係をつくる機能があります。
取引先レコードに本社や部署、事業所を登録したときに関係性を一目で確認ができるのと、レポート等の集計に役立ちます。
こちらと同じことを取引先責任者レコードでもできたらいいのになーと前々から思っていました。
取引先にも本社や部署などのリレーション関係があるように、取引先責任者という人間の情報でも、上司や部下等の関係性がありますので、これが同様に表現できるといいのになと思っていました。
それが今回のWinter'25で実現!
仕組みは取引先レコードの階層関係と同じです。
取引先責任者レコードに「上司」項目がありますので、それが=「親取引先」と同じ動きをします。
個人取引先でも動作を確認したのですが、あくまでも階層関係を確認できるのは、取引先責任者レコードからのみのようでした。
親になる取引先責任者レコードを作成し、個人取引先レコードでその取引先責任者レコードをリレーションすれば、階層関係として確認がとれました。
また、個人取引先の場合は、事前に「設定」→「個人取引先」から、「個人取引先の上司項目を有効にします。」を有効にしないといけないようでした。
階層に表示する項目も、取引先レコードと同様に取引先責任者オブジェクトマネージャーより「階層の列」設定から任意に設定可能でした。
まとめ
待っていた機能が追加されるのってとっても嬉しい体験ですね…!
この機能は待っていた方が多いのではないでしょうか?
上司項目を使用すれば明日にでも活用ができる機能になるかと思いますので、ぜひチェックしてみてください!