稼ぐためだけに勉強するのはやめよう
終身雇用制度が崩壊しつつあり、賃上げも物価高に追い付いていない今、転職したり副業することで収入を増やす人が増えている。
昔は企業に入ってしまえば、長く勤めるほど給料が増えたけれど、今では個人でスキルアップをしなければ簡単には収入が増えない。
そのために、大人になってからも勉強をしている人が増えている。Youtubeを開けば無料で得られる知識が溢れかえっており、勉強するにはとても便利な時代だ。
私も昔から勉強することは好きなので、色々なものに手を出しそうになっては考え、結局やらずに終わってしまう。
その理由は何かと考えてみると、「稼ごうと思っている」からだ。
もちろん稼ぐことがモチベーションになることもあるし、好きな事が仕事に直結している人は苦にならないかもしれない。
でも私の場合は、「稼ごうと思っている」ことが「やらない理由」になってしまっているのだ。
そういう人は多いのではないかと思う。
目標が「お金を稼ぐ」ことになったとたん、その勉強はハードルの高いものになり、プロレベルにならなければ意味のないものになってしまう。
でも、本来勉強とはそういうものだろうか?
自分の興味・関心・探求心を満たすためだけに行うのも勉強だろう。
一度「稼げるか」は除外して、学びたいことを考えるのがとても大切。
その結果、思わぬところで役に立ったり、仕事に繋がったり、人と繋げてくれたりするものだ。
もしかしたら、「稼ぐこと」抜きに勉強したいことが、転職なのかもしれない。
お金を稼ぐことに繋がればもちろん良いけど、全くお金にならなくても無駄なんてことはないのだ。
目標は、稼ぐことではなく、人生を豊かにすること。
そう思えば、ふとやってみようと行動に移せるのではないだろうか。
途中で飽きてやめてしまっても、行動して少しだけ勉強したことは自分の人生を豊かにしてくれるはずだ。
そう思って私は、仕事に全くかかわりのないスペイン語を勉強しようと思う。
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