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【イラスト成長記録】クロッキー帳7冊分絵の練習をしてみた


皆さんこんにちは!澄凪 都と申します。

タイトルの通り、今回は
私が絵を本格的に勉強し始めてから現在に至るまでに意識したこと、練習法などをまとめてみました。

数えてみたところ、クロッキー帳は7冊ありました

自身のイラストに対する整理、備忘録のようなイメージで記事を書いておりますので、さらーっと読んでいただけるだけでもありがたいです。

昔と今のイラスト比較・絵を学び始めた経緯

まず最初に、2021年に描いたデジタルイラストと、2024年11月に描いたデジタルイラストを比較してみます。

2021年3月に描いたオリジナルイラスト
2024年11月に描いた「チェンソーマン」の2次創作イラスト

「劇的に成長した!」という感じではないのですが、
人体デッサンや服のシワの前後感、背景の描き込みといった違和感が、少しずつ良くなってきたように思います。

私は小さいころから絵を描くのが好きでした。美術部に入ったり美術系の学校に行ったりこそしていなかったものの、「イラストを描くのが趣味」と言えるくらいには、描くのが好きで、得意分野とも思っていました。

思っていた…のですが、成長するにつれて、またインターネットの世界を知るにつれて、世の中には自分より絵がうまい人が沢山いる、という現実を知っていきました。絵描きあるあるです。

その後受験やらなんやらでバタバタしたのち、私生活に時間ができた2020年ごろ、ふと「絵もっと上手くなりてー」と思い立ち、本格的に絵の勉強をし始めました。

そのころの絵はこんな感じ⤵

2020年8月のイラスト
2020年9月のイラスト

らんらんしてる女の子の右手がすごい方向に曲がっています。アタリつけてなんとか描こうとしてる感じは伝わってきますね…

2020年から、と描きましたが、「2020年から毎日、4年間びっちり練習している」わけではなく、結構描いてない期間もあったので、実際は2年半くらいかなあと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、以降からは早速、どんな練習をしたかを記載していきます。

絵の練習期間にやったこと

①模写、クロッキー

漫画「喧嘩独学」を見ながら描いた練習絵
さいとうなおき先生のクロッキー配信を見ながら描いた練習絵

この方法は多くの方が実践している練習法だと思います。

○模写、クロッキーについて
ここでいう「模写、クロッキー」については以下のように考えています。

・見本絵をそっくりそのまま描き移す!ではない
・シワってこんな風に描くといいんだな、腕の動きはこうなんだな、というふうに頭を動かしながら、見本絵から上手さを吸収するつもりで描く

見本絵は、筋肉の動きが分かりやすいアクション系の漫画や、躍動感のあるスポーツ漫画、自分が好きだと思うイラストがおすすめです。

「モルフォ人体デッサン」の模写

モルフォ人体デッサン」は、多くの方がおすすめしているだけあり、1冊模写するだけでもなんとなーく力がついた感じがします。「30秒ドローイング」もよくやっていました。

②教本やYouTube、講座などを見る

本屋さんのイラスト・絵画系コーナーに置いてある本を購入し、内容をクロッキー帳にまとめながら学んでいました。

ソッカの美術解剖学ノートを読みながら描いた絵
YouTubeの講座動画もよく見ていました

学びながら、「これってもしかしてこうかも?」と気づいた点をメモして試行錯誤するのも、新たな発見があって楽しいかもです。

インプットした情報はなるべくアウトプットすると効果が倍増します。

いろんな人のメイキング動画を見ながら描き方を真似てみたり、同じブラシを使ってみたりするのもおすすめです。

○オススメの教本
ソッカの美術解剖学ノート(値段が高めなのですがめちゃくちゃボリュームあって内容もフルカラー、文字ばっかりじゃないので分かりやすいです)
TIPS!絵が描きたくなるヒント集(パースや塗り、構図など様々な観点での絵のヒントが載っています。どのページから読んでも良いのがうれしい。)
3色だけでセンスのいい色(最初のころはこの本を参考に配色を決めていました。同じ3色でも配分によって印象が変わるんだなあと勉強になります。)

③色んな人の絵を見まくる

私の好きなイラストレーターさんが以前、「他の人の絵を沢山見ていたら、自分も絵が上手くなった気がする」とおっしゃっていました。

上手い人の絵を見るだけでも、「こういう髪の塗り方素敵だな!」「目はこういう形にすると可愛いのか」というように学びがあると思います。

また、絵にはその人の考え方や経験、想いや個性が詰まっています。色んな人の絵を見ることで、自分にはないアイデアや配色、構図などを知れるのもメリットです。

④アドバイスを求める

これは結構、上達への効果が大きいと思いました。まずは下の2枚の絵をご覧ください

上の絵は2024年4月、下の絵は2024年5月に描いたイラストです。下の絵のほうが見栄えが良くなったように感じませんか?

4月に上の絵を書いたあと、私はラインのオープンチャットで「絵をもっと良くするために改善点を教えてほしい」という旨を投稿しました。

すると、何人かの方がコメントしてくれ、「影がのっぺりしてるかも」「目がちょっと離れてる」「背景をもっと描き込んだほうがいい!」「雑誌の中身がない(←盲点…!)」といったアドバイスをいただきました。

自分の絵を客観的に見たときにどういうところが不足しているのかが分かり、とても参考になりました。また、貰った指摘を今度は改善できるように…!と意識しながら描くことで、勝手にPDCAサイクルが回っていったように思います。

⑤本番絵を沢山描く

学んだこと、アドバイスしてもらったこと、気づいたことなどを総動員して1枚絵を描きます。

この時意識することは、なるべく今まで描いたことの無い構図やテーマ、ポーズに挑戦してみるということです。

2024年4月のイラスト
2024年6月のイラスト

上の2枚を見ると、2ヶ月の間だけでも結構印象が変わったと感じます。1枚目のうさぎの女の子の絵から2枚目の海の絵までの間、合計7枚描いていました。

2020、2021年ごろは練習を多めにして本番絵は1ヶ月に1枚のペースだったのですが、やっぱり本番絵を沢山描いた方が上達のペースは早いのかなと思いました。

長くなってしまいましたが、大きくわけて以上の5つが、私が絵の練習期間に行ったことです。

絵の上達に向き合ってみて感じたこと

noteを書くに当たって昔のクロッキー帳を開いて眺めていたんですが、色々あがいてたんだなーと、自分をちょっと愛おしく思いました。

絵を描くのって「楽しい」「嬉しい」みたいなプラスの感情だけで動けるわけじゃなくて、もやもやしたり落ち込んだりすることも多いです。

私自身も、もう描きたくない、絵を辞めたいとペンを放り出したことが何度もあります。

だけど、そんなときは前向きになるまで気長に待てばいいし、疲れたなら休めばいいし、頑張りたくなったら頑張ればいい、と最近思います。

辛いと思ったことから目を背けるのは悪いことじゃないです。

というかなんかもう、絵描いてようが描いていまいが幸せならそれでいいやんとも思ってます(ᐢ ̫ᐢ)

でも、自分の人生から絵がなくなったら、さみしい。ので、私はもう少し、ゆっくりと絵を描き続けていきたいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました(  ᐡᴗ ̫ ᴗᐡ)皆さまよきお絵描きライフを送りましょう〜!

🐳🐳🐳

まだあまり投稿していませんが 澄凪都の他のSNSも是非よろしくお願いします⤵︎ ︎(ᐢ ̫ᐢ)

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