すこし時間がたちましたが…        機動戦士ガンダム 水星の魔女 感想

主な感想

2022年の10月から、機動戦士ガンダム 水星の魔女を見ていました。
とても魅力のある作品で、毎回、配信を楽しみにしていました。

先日、最終回が配信され、この作品を製作された皆様に、ありがとうございました、と、感謝の気持ちを伝えたい思いで、この感想を書くことにしました。

もっとも魅力を感じたのは、登場キャラクターです。学生が多いですが、この先、どういう道を選んでいくんだろう、歩んでいくんだろうと、気になる、応援したくなるキャラが多かったです。

シーズン1の第3話で、困難をひとつ乗り越えた主人公(スレッタ)が、もうひとりの主人公(ミオリネ)をあだ名で呼ぶ…、というシーンがあるのですが、このシーンがとても面白くて、このふたりが、今後、どういう関係を築いていくのだろうと気になり、引き込まれました。このようなシーンは、他のキャラクターについてもあり、主人公だけでなく、他のキャラも、気になる、魅力的な存在でした。

ガンダムシリーズの作品であり、兵器、武力が使用され、重傷を負ったり、命を失うキャラクターもいます。主人公や他のキャラも無関係ではありませんでした。困難や苦しみも多く、今後も、大変な思いをすることが多いような気がします。ですが、主人公たちが、どう考えているか、どのように生きていくつもりか、最終回の最後のあたりで、示して、教えてもらったような感じでした。なにげない場面、やりとりだったのですが、いろいろ伝わってきた気がしました。頑張れと応援する気持ちになりましたし、これからも一緒にがんばろうというような、励まされるような気持ちにもなりました。とても良い場面、やりとりだと思いました。

またいつか、彼女ら、彼ら、水星の魔女の登場キャラたちが、どういう人生を歩んでいるのか、見せてもらえることがあると、とても嬉しいです。

製作された皆様、水星の魔女の世界を、そこで生きる人々を、えがいて、見せて、教えていただき、ありがとうございました。楽しい時間を与えていただきました。

オープニング、エンディングも、とても良いです

水星の魔女を見てみようと思ったのは、YouTubeで、オープニングの動画を見たからだったと思います。オープニングテーマ曲「祝福」が、とても良い曲だと思いました。冒頭だけでなく、続きを、最後までを聞きたいと感じました。水星の魔女の世界を見てみたいとも思いました。最初は、モビルスーツ「エアリアル」には、性別のようなものがあるのか?、とか、登場キャラクターのグエル、シャディク、エランは、どう関わってくるのか、どう行動するのか、というようなことが気になりました。

シーズン2のエンディングも心をひかれました。主人公のスレッタの魅力、不思議さが表されている感じがしました。劇中では見れないような側面がえがかれている感じで、どういうことなんだろうとか、もっと知りたいとか、不思議な魅力に、心奪われる感じでした。

最終回後の喪失感に対して…

アニメは、作り話で、そこに登場する、実在はしないキャラクターを応援したり、魅力を感じ、気になってしまうのは、おかしいことなのかもしれません。また、時間がたてば、水星の魔女の登場キャラたちに感じていた魅力を忘れ、なんか面白かったアニメのひとつ、という認識となり、それ以上には戻ってこない気もします。

しかし、作り話で、短い期間かもしれないですが、登場キャラの魅力に引き込まれたり、直面している困難や、困難を乗り越えていく様子を見たり、一緒になって状況を感じたり、作品の世界で起こる事柄や、登場人物の発言、動きに夢中になったり、そういうことでよいのだと思っています。なにか、思い出に残ることがあればいいかもしれませんが、べつに思い出が残らなくても、夢中になって作品の世界を見た、いろいろと登場キャラたちのことを考えた、そういう時間を過ごした、その時間は楽しかった、というだけで、じゅうぶんいいのだと思っています。


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