四魔女のすゝめ
皆さんお久しぶりです
🦐です
お盆休みいかがお過ごしでしょうか
私事ですが先日友人らと熱海へ旅行に行きました
久しぶりの旅行でしたがいいものですね
ホテルの従業員の方、交通機関で働いている方、皆様お疲れ様でございます
彼らのおかげで大きなトラブルもなく過ごせたことを感謝しなければいけないと感じました
話が逸れましたが今週末にはプロデューサーカップ2024と題しまして〈詩姫〉のカードだけで行われる大会が開催されます
私は参加できませんが、こうして記事を残す事で気分だけでも参加しようかなと思った次第でございます
今回は通常環境で【獄契約】として環境で活躍
そして詩姫環境でも多くのプレイヤーに「当たりたくない」と言わしめる私の最推しユニット
【四魔女】について少し話そうかなと思います
それではどうぞ
四魔女ってどんなデッキ?
神皇編にて登場した「四魔卿」と名のつくアルティメットをモチーフとした詩姫たち
元ネタが【ソウルドライブ】持ちの大型アルティメットということもあり、詩姫らしからぬ派手な除去効果を持つものも多いです
属する【トワイライトゴシック】の影響か【歌】と密接な関係を持ち、マジックデッキに除去とロックを組み合わせたコントロール寄りの構築難度の高いデッキとなっています
一方でハマった時の制圧力は目を見張るものがあり、対抗策のないデッキであれば一方的に勝ち切ることも可能なほどです
四魔女スピリット
名称に「四魔女」を含むスピリット
「四魔女」を指定した独自の展開ルートや範囲除去が強みである一方、【リアリオ】や【フルール】といった他ユニットと比較すると全員が【トワイライトゴシック】に所属しており、チームを参照する強力なサポートと併用しやすいのが魅力
ここでは特に積極的に採用したいスピリットを紹介
また、[学園制服]は正確には「四魔女」名称を持たない別カテゴリのスピリットですが、便宜上ここで取り扱うこととします
イルマ・イマージュ
【四魔女】の展開&アド獲得担当
私の嫁
モチーフは獄海の四魔卿イル・イマージョ
ピーキーな元ネタとは一転、耐性ばら撒きやハンド増強など【四魔女】の基盤として活躍します
特に【歌】の取り扱いに関して依存している面が多く、受けの強さの根幹を支えてくれます
[白黒幻奏の四魔女]イルマ・イマージュ
【四魔女】を【四魔女】たらしめるカード
召喚時のドローと盤面の【歌】回収により防御札を手札に引き込みます
展開効果は条件が無く、召喚したスピリットへのコア移動などでレベルを下げることにより【歌】回収も実質任意効果として使用することが出来ます
[学園の四魔女]イルマ・イマージュ
【歌】の踏み倒し効果と【トワゴシ】全てにS/Uの耐性を与えます
耐性は【歌】さえあれば常時発揮であり、特に詩姫環境であれば相手にマジックでの除去を強要する強固な盤面を形成します
個人的には積極的に採用をしますが、単体でアドを生み出すカードでは無いので採用枚数は要検討ですね
[学園制服]イルマ・イマージュ
名誉「四魔女」その1
「四魔女」名称と【歌】を回収します
フェスリリアや戦国フェスなどで使い回すことで爆発的なアドバンテージを生み出します
破壊時はオマケ……でしたが時代が進み詩姫にも破壊効果がそれなりに増えてきており、初見で引っかかる人はいるかもしれませんね
[四魔女のオフショット]イルマ・イマージュ
【ショーアップ】持ちの〈私服〉スピリット
特筆すべき点として単体で2回の【ショーアップ】が可能であり、召喚時にサーチやドローを行う〈衣装〉を有するイルマと非常に相性がいいです
フラッシュこそ挟むものの白黒イルマの存在から、実質的に好きな「四魔女」を出せる効果でもあります
[10thディーバの四魔女]イルマ・イマージュ
「四魔女」名称に限り相手によるあらゆる除去で誘発する【バースト】
効果自体は控えめであり、特に冬フラムとの相性の悪さが気になるところ
アタック時は再セット
【歌】1枚との交換かつフラッシュを与えるのが致命的で、できれば戦国フェスなどで使い回したい
フラム・サンドリア
【四魔女】の除去担当
モチーフは獄炎の四魔卿ブラム・ザンド
凛とした見た目とは裏腹に、ついでのように妨害効果を持つ事が多いです
フレーバーや効果から粘着ストーカーなんて呼ばれたり呼ばれなかったり
[学園の四魔女〜冬の装い〜]フラム・サンドリア
書いてあること全てがおかしい問題児
この「手札を増やせない」の範囲は非常に広く、通常ドローはもちろんゴッドシーカー系のオープンして手札に加える効果、トラッシュ回収やバウンス効果も行うことができません
詩姫では【オンステージ】/【ショーアップ】が要となっているデッキも多く、ターンスキップとなることも少なくないです
その影響力の強さからプロデューサーカップ2024では事実上の禁止カードとして指名されることに
[四魔女ノワール]フラム・サンドリア
召喚/アタック時に「四魔女」の数だけコアをトラッシュ送りにする強力なスピリット
冬フラムや10thリリアのアタック時と類似していますがこちらは複数体からの除去ができます
ゲーム1のコアロックは条件が厳しく、終盤ではオーバーキル気味ではありますがこちらも事実上のターンスキップを押し付けるものであり、特化させるのも面白いかもしれませんね
[10thディーバの四魔女]フラム・サンドリア
【歌】2枚と引き換えに耐性を貫通するボトムバウンスを放ちます
居座られるとどうしようも無い[鉄壁女王]リゼ・クロムウェルなどを狙い撃ちにできます
「四魔女」のアタック時にもこの単体除去が使用でき、耐性付与系のスピリットを一掃することも可能
お守り代わりに1枚程度の採用をおすすめします
[学園の四魔女]フラム・サンドリア
複数体の除去と軽めのドローロックを持つスピリット
フィールドに【歌】を貯める「四魔女」では全体除去となることも多いです
ドローロックは抜け道も多く、冬フラム程の強さはありませんが、効果でのドローも封じるため【オンステージ】を多用するデッキ、特にローズ・ベリィ軸の【アブソリューツ】などに対して強烈な影響力を持ちます
[ハロウィンワーウルフな四魔女]フラム・サンドリア
激強プロモ
【ミラージュ】でのコストアップは除去の容易な【四魔女】では特に凶悪
最大の+4を狙わずとも2体程度で十分な影響があります
アタック時は手札のリセット
冬ノアと違い残したいカードを選べる点で劣りますが、この効果をチラつかせることで相手に手札の使用を強要させるのも役割であり、採用非採用に関わらずカードプールに存在してる時点で圧力があります
【ショーアップ】系
【ショーアップ】によって追加効果が発生するスピリット
[白黒幻奏]は【ショーアップ】以外での展開を封じるロック効果を持ち、特に積極的に狙う価値があります
【オフショット】は【ミラージュ】効果が地味に強く、相手の跪いて エブリワンなどを低コス【ショーアップ】持ちで貫通したり、また[オフショット]ネイ・ランテイルとは抜群の相性を誇ります
マグノリリア・マイザー
【四魔女】の攻撃担当
モチーフは獄土の四魔卿マグナマイザー
元ネタがあの悪名高きマグナマイザーであり、かなり攻め寄りの効果を持つものが多いです
中にはほぼそのままやんけ!なんてものも
[白黒幻奏の四魔女]マグノリリア・マイザー
コアシュ、バーン、ハンデス……
このラインナップ、コアの送り先こそリザーブですがマグナマイザーとほぼ同じなんですよね
バーンこそ1点固定なもののコアシュは複数体から取り除けるのもあり、小回りが利く印象を受けます
回復&ハンデスは維持コストの軽さと発揮の容易さの割に強力で、コアシュ&バーンの回数制限がないことも相まって制圧力が非常に高いです
[10thディーバの四魔女]マグノリリア・マイザー
[白黒]リリアの相互互換
コアの送り先がトラッシュになった代わりにハンデスを失い、バーンのタイミングが遅くなりコストを要求するようになりました
こう書くと弱くなった?とも感じますが軽減が増えており素出しが視野に入ること、単体とはいえ軽めの条件で最低2個以上のトラッシュ送りが狙えるなど強力な面もしっかりとありますね
[スターフェスの四魔女]マグノリリア・マイザー
比較的軽いコストで創界神のコアを剥がせるスピリット
【バースト】ロックはオマケであり、まず使用する機会はありません
真価はフォビドゥングレイヴを模した蘇生効果
[学園制服]イルマなどを蘇生しアドバンテージを稼ぐのはもちろん、跪いて エブリワンをすり抜ける低コストスピリットによる打点補強もお仕事のひとつ
[学園の四魔女〜冬の装い〜]マグノリリア・マイザー
【バースト】効果は無難に強力
アタックを要求するもののドロー効果を持ち、最低限の足場兼エンジンとしての役割が期待できます
最軽量の〈衣装〉持ち「四魔女」である事に価値があり、序盤の足場はもちろん戦国フェスで回収できる【バースト】枠として、またハロウィンフラムのコストアップにも対応します
ルーナ・ヴァンディル
【四魔女】の……何担当なんだろう
モチーフは獄風の四魔卿ヴァンディール
元ネタの展開効果をイルマに奪われてしまいアイデンティティの喪失に悩む彼女
疑似シンボルもマグノリリアのバーンと役割が被る……と思われつつ新弾で唯一無二の個性を手に入れました
[10thディーバの四魔女]ルーナ・ヴァンディル
前述の唯一無二の個性を持つスピリット
【神託】などで落とした【歌】を盤面に置くことが出来ます
フィールドに置く効果を持たないフィニッシングダンスやカレンダーガールなどを配置することで白黒イルマで回収することが可能となりました
これまでは【歌】を落としてしまうという理由で採用が躊躇われた制服ルーナの価値を大きく上げることとなります
同期に直接【歌】を手札に回収する天罰の大天使が登場しましたが「四魔女」名称を持つこちらはより取り回しが簡単なのがセールスポイント
[学園制服]ルーナ・ヴァンディル
4枚目以降の学園イルマとして採用
「四魔女」ではないため各種サポート非対応なこと、学園イルマと比較した際に【歌】を落としてしまうことがネックでした
10thルーナの登場により【歌】を落とすことのデメリットが軽減され、学園イルマよりも1枚オープン枚数が多いことなど強みを発揮出来る環境が整いつつあります
四魔女ではないスピリット
「四魔女」に属していませんが、相性のいいスピリット達です
前述の通り全てが【トワイライトゴシック】に所属しており、[学園の四魔女]イルマのようなチームサポートを行うスピリットもいるので基本は固めることをオススメします
契約リアス
元ネタ同士は同期ですね
高コスト帯が多い「四魔女」の初動を任せる契約の選択肢の一つです
[学園制服]などオープンするギミックを無理なく採用できること、コア管理が多少は楽になるなどメリットはそこそこ多め
オープン効果を多少多めに採用すれば強力なフィニッシャーである[10th]リアスも十分狙える範囲となっています
ディアナ・フルール
名誉「四魔女」その2
【トワイライトゴシック】が誇る超☆汎用カードです
【歌】を多用する都合、シンボルやコアの確保が難しくなりがちですが緩い条件でそれらの問題を解決してくれます
[学園制服]は特に跪いて エブリワンとの相性が良く、すり抜ける可能性がある小型スピリットを召喚時+ブロックによってケア可能
[スクールバンド]は開きやすい【バースト】でありながら場持ちが非常に良く、コアブと相まって優秀な足場としての期待ができます
ネイ・ランテイル
名誉「四魔女」その3
【トワゴシ】なんでも出すマン
[白黒]ネイはトラッシュからの直接召喚によって戦国フェスなどの回収効果を【バースト】枠などに回せるのが優秀ですね
[聖剣]ネイは元ネタのような自身の踏み倒し効果を持ち、簡単に場に出せる[白黒]イルマの代用としても強力ですが、[オフショット]ネイと合わせることで無限ドローなんて芸当も出来たりします
[オフショット]ネイは専用【ミラージュ】を2種抱える「四魔女」との相性が良く、貴重な低コストであることなどから単体採用も十分視野に入ります
ベルゼリア・ビート
【バースト】によってトラッシュの【トワゴシ】を蘇生するスピリット
フラムのような召喚時に除去をするスピリットと相性が良いのはもちろん、[白黒]イルマなどのリソース回復を狙えるスピリットを落としておくのも良いですね
基本的には相互互換と言っていいですが、【バースト】条件やアタック時など好みによって使い分けですかね
[アイドル七将]は自身の召喚が1番最後なので維持コストには気をつけましょう
[スターフェス]ジャンヌ・ドラニエス
条件の緩い【バースト】でありながら大量のコアをトラッシュ送りにする強力なカード
特別相性がいいという訳ではありませんが、場持ちの良さによる序盤のシンボル確保や、コアロックを狙う際の補助として
天罰の大天使
名誉「四魔女」となるか?
召喚/煌臨時に【歌】を好きなだけ回収します
[白黒]イルマでは回収の難しいカレンダーガールなどを再利用できます
Lv2効果は地味に回収するマジックに【歌】を要求しないため、今後化ける可能性……が微レ存
フラッシュを渡すものの[10th]リリア+ネバーエンズ+フィニッシングダンスを組み合わせることで無限にバーンを飛ばすことが出来ます
ネクサスカード
高コストが多い「四魔女」にとって、維持コストの要らないネクサスは足場としてかなり重要です
立ち上がりが遅いため遅延系のネクサスは特に相性がいいと言えます
創界神ネクサス
トラッシュ回収が容易な詩姫環境では【神託】は比較的軽くトラッシュを肥やす強力な効果です
「四魔女」においても同様のことが言え、場持ちの良さと相まって積極的な採用を検討したいですね
[敏腕プロデューサー]サラスヴァティー
序盤の足場を支える契約カード
このデッキにおいてトラッシュ肥やし以外の仕事がない準バニラですが、場持ちの良さという点で他の追随を許さないのがGood
プロデューサー ヘラ
除去とシンボル消去が非常に強力な創界神
序盤の遅延はもちろん、[ハロウィン]フラムの存在からシンボル消去は他デッキよりも強力に働きます
無闇なアタックでコアを与えたくないためプロデューサー リリよりこちらを優先したいところ
通常ネクサス
ブラックステージ
低コストながらほぼ無条件で除去効果を使える優秀なネクサスです
バウンス耐性の多さや召喚時の使い回しなど課題はあるものの、特に跪いて エブリワンをすり抜けるサイズのスピリットに対して強いことが評価点
Lv2効果はオマケ程度ですが[白黒]イルマの採用がほぼ確定であるため完全に腐るというほどでは無いです
戦国フェス メインステージ
【ショーアップ】がない時代に生まれた遺物
強力な召喚時を使い回すのはもちろん、【バースト】の回収や【神託】によるトラッシュ肥やしにすら意味を作り出します
プロデューサーカップ2024など、1部のルールでは冬フラムとの併用が出来ない場合があるので確認しておきましょう
【歌】を持つマジック
詩姫の系のデッキの中でも、特に【四魔女】は【歌】とは切っても切り離せない関係にあります
そのため【歌】マジックをただ入れるに留まらず、時には10枚以上の採用をすることもあります
魂のリフレイン/キラキラ軌跡/幻桜奇譚
それぞれ実質的な手札消費が無い【歌】です
魂のリフレインはメイン限定ですが、基礎BPの低い【四魔女】ではフラッシュのパンプアップも意外と使う機会が多い印象ですね
キラキラ軌跡は運が良ければ回復効果が使えるものの、基本的には[学園の四魔女]イルマによるノーコスト手札交換と割り切るのがいいでしょう
幻桜奇譚は【バースト】効果がそもそも強いこと、専用【ミラージュ】を抱える【四魔女】においてローコストでのセット効果も嬉しく、【ミラージュ】を採用する型ならば是非とも採用したいです
跪いて エブリワン
定番の防御札です
低コストによるすり抜けや増えてきたバーンに対して無力ですが最低1コストで使用できる安心感は健在
リバイバル版が存在しますが、トラッシュからの回収が視野に入る【四魔女】ではリバイバル前をオススメします
カレンダーガール
サイレントウォール互換
スイートハートが既にありますがこちらは回収が容易な部分が差別点です
そのままだとフィールドに置かれないことと、ルールによっては使用ができないことがあるのが難点
除去系マジック
それぞれ独自の強みを持つ除去マジックです
攻防に役立つだけに留まらず、詩姫にはS耐性をばら撒くスピリットが一定数存在しており、そういったスピリットの除去を担当する大事な役割があります
ピックシュートは手札誘発効果を持ち、奇襲性が高いことが利点
貴重な破壊効果であり、バウンス耐性などを突破するのに役立ちます
シスターズシンドロームは単体火力と面除去を使い分けできる器用なカードであり、ディアナフルールと相性のいい【四魔女】ではセルフ回収効果も牽制となります
メルトアタラクシアは待望のコアシュートで、詩姫に多いバウンス耐性の他、【ソロパート】などを貫通できるのが強みです
こちらも面除去が可能なのが嬉しいですね
サンプルレシピ
ハロウィンフラムを軸とし、強力な面制圧をもつノワールを投げつけるデッキです
禁止ペアに引っかからずコントロール寄りに組むのならばこういう形になるかな?
個人的にハロウィンフラムは1番【四魔女】っぽい感じがして好きです
ネイ型
強力な召喚時をもつフラムを何度も使い回します
創界神を増やして冬フラムに寄せるのも強そうです
その場合、[聖剣]ネイを採用するのも良さそうです
リアス型[学園の四魔女]イルマで耐性を与えた[10th]リアスで殴りかかります
四魔女要素は薄めですが、【歌】採用を絞れることや小型スピリットで手札交換ができるので事故率は低め
最後に
いかがでしたか
受けの硬さとコントロールによってフィールドを支配する【四魔女】の紹介でした
詩姫環境は思ったより周囲の殺意が高く、特に序盤で走られると厳しい面もありますが、テンポさえ掴めば一気にゲームの流れを掴むことができなかなか面白いテーマとなっています
これを機に彼女らに興味を持って頂けたら幸いです
それではまた