役所広司と黒木瞳の「失楽園」を観て
女性の感覚には共感できたし、こういうふうに考えたり行動しちゃうんだろうなってものすごく理解できたけど…
役所広司みたいな男性いるの?本当に?
昔はバリバリに働いていて、今は閑職で日々を浪費している。
美人でしっかりとした奥さんと娘さんがいて、お金も余っている。
美人な人妻に恋をして、出張と偽って温泉旅行行って、
不倫相手のためにアパートを借りて二重生活を送って、
不倫相手の旦那から会社に身上書送られて左遷されそうになったから辞職して、
最後には二人で温泉旅行して服毒自殺するって。
どんだけ惚れ抜いたら男性がそんな決断に至るんですか?
そもそもアパート借りて二重生活でお金あるって時点でフィクションがすごい。
50歳設定だけど、41歳で演じてるんだよね。
いや、これは不倫中の女性が見る夢みたいなものでしょう。
男性にとってどんな状況になればそういう人生の終わらせ方に向かっちゃうの。
女性だったらめちゃくちゃ共感するけど、男性と一緒に観て感想を聞きたいです。
フィクションすぎる。
そもそも駅や街中で堂々と手を繋いでいちゃいちゃして。
黒木瞳の旦那の方がリアリティがあるよね。
絶対に別れないことで復習するという。
役所広司の奥さんが強がりとはいえ、離婚届書くのとか、どんだけ自分に自信あるのよ。
男性も黒木瞳となら一緒に心中してもいいって思うのかな。
そりゃ福山雅治とだったら、心中してもいいけど、
愛が一番美しいままで永遠にするって、女性の考えだよね。
愛は衰えるし老いるし廃れるんだよね。悲しいことに。
ずっとその形ではいられない。
だからこそ美しいのかな。変わっていくからこそ不変を求める。
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