「昨日寝てない」というのは都市伝説だと思っていた話。
なんとなく「寝ていない」というのがかっこいいと思っていた。
中学生のときに「昨日寝ていない」といっている男子がいて、すごい!寝ていなくても怒られないなんて大みそかの夜だけだし、寝ていなくても起きていられるなんてかっこいい大人だ、と思いました。
大学生になって、だいたい寝ていないってのは自分にマイナスの情報を提供することで、みんなと同じレベルであってもまるでおもりを背負って戦っているかのように見せかける逆マウント的な、自虐的な謎の風習だと知りました。
ゆずが栄光の架け橋で「悔しくて眠れなかった夜があった」って歌ってるのを聞いて、そんなことってあるのか?と思いました。
でも、ちょっとかっこよかったから先日職場で「悩んで眠れなかったです」(悩んでいたので、普段は10時には布団に入って寝ているところを11時まで起きていましたの意)といったら、若手から「先生でもそんなことがあるんですね。ちょっと勇気がわきました」と謎の解釈をされてなぜか勇気を与えてしまいました。
で、やっぱり寝れなかったというのはいつもより就寝時間が1時間遅くなったことではなく、本当に昨晩から今朝まで一睡もできなかった状態を言うらしいです。
本当に!そんなことあるんですね。
翌日が完全にオフで、5時までお酒を飲みながら語って、翌日起きたら夕方の6時ということは人生で複数回経験していますが、平日に眠れずに出勤というのはいまだかつて経験したことのない道の世界です。
すごいな。ということで、勇気を与えてしまった手前言いなおしにくいのでここで言っておきます。
ネットでみつけたガラスペンが欲しくてどのデザインがいいか悩んでいたら就寝時間が1時間おそくなったことをかっこつけて「悩んでいたら眠れなかった」と表現しました。申し訳ございませんでした。