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出口のない愛着障害

久しぶりに心療内科にいった。

つかれたな。

愛着障害の話になって、「自分がもらいたかった理想の愛を、パートナーとかに与えることでも癒やされますよ」と先生に言われ、絶望的な気分になった。

私にはパートナーなんかいない。
ずっと、いない。

いるのが当たり前みたいに言ってんじゃねーよ、クソが。

昔、岡田尊司の『愛着障害』って本を読んだときにも同じことを思った。

そこには、回復するには恋人や友達との親密な関係(安全基地と呼ばれる)が必要って書いてあった。

人間関係をつくるのが難しくて、誰ともつながれなくて、それが苦しくて困ってるのに。

そんな関係がつくれてたら、最初から困ってないんだわ。

文章を書くことも安全基地になるとか、取ってつけたように書いてたけど、人間関係に比べたらずいぶんと頼りないものだと思った。

私がレズビアンじゃなかったら、まだもう少し、楽だったろう、きっと。

支えてくれる男性がいたかもしれない。

でも、私はレズビアンで、そこはもうどうしようもない。

くるしいな。

つかれた。



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