ぼくはくまのみ
きみにくびったけ
きみはぼくをつつみ
まもってくれる
おとこなのに
きみをまもることも
できゃしない
ぼくはきみにこいしてる
ああ 美しいきみ
きみは何故かくも妖しく蠢くのか
きみの触手に
撫でられるたび
ぼくは恍惚の棲み魚さ
きみにかえせるものが
ぼくの排泄物だなんて
なさけない
美しいきみを汚すぼくを
ゆるしてくれるかい
ん?おいしいの?
もっとほしいって?
ならばもういちど
踏ん張るよ
ぼくを包み守ってくれる
ああ いそぎんちゃくよ
愛しきいそぎんちゃくよ
わさわさ
わさわさ
他のオトコが集まって来た
さっさと、てめえら
メスになっちまえ
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