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#青ブラ文学部#今までで1番痛かった

 人生に於いて絶望や悲痛の時は多く…書くことは他者に繋がるので控えます。
わたし限定:1番痛かったこと。
6年前にお風呂で転倒し真っ裸で救急搬送されたこと。

真冬の真夜中零時ー
浴槽に躓き見事にすっ転びました。
顔から出血、血の味、臭いの中
激痛に声も出せず片方の腕が千切れたと思いました。
1時間程度寒さと痛みの中…
もう死ぬのだと覚悟しました。
丁度帰宅していた娘が
あまりの長風呂を案じ
「お母さん?大丈夫?」と扉の前で話しかけてくれました。
声も出ず唸り声のわたしの異常を察知し、血の中に倒れたわたしを見て夫に慌てて伝えてる様子。
したたか呑んで酔いつぶれた夫は
反応薄く…緊急事態を飲み込めず眠気眼。

娘が救急車を呼び隊員たちが
「身体が凍えています!何か毛布か包むくるみものを!」と叫ぶ声。
当時、人懐こい愛猫がおり、隊員の足元にじゃれついた。
「猫!連れてって!」と隊員の声。
身も心も痛かった夜ー
酩酊状態の夫に怒髪天になった夜ー
娘が帰って居なければ
わたしはあのまま死んでいたろうと
思います。
父母の死、娘の病気、痛い日は多いけど、そして此れが
人生で1番痛いとは思わないけれどー
書ける、発表出来る痛みです。

その後、絵筆が持てなくなったこと。
哀しくて悔しくて、筆をマウスに変えました。
実話です。
あぁ、無情…

*山根あきらさん、みんなのフォトギャラリーからイラストを使わせて頂きましたm(__)m