#愛猫チッチ
三羽烏さま企画
#恋文求ム
今年の夏、往ってしまった愛猫チッチへ
貴女は美しく気高い我が家の長老猫でした
15才を過ぎてから、とみに弱りましたね
とても小さいからチッチと名付けました
大人になっても小さなままでしたね
苦難の猫生だったと思います
僅か一才にも満たず、車にはねられ
足の骨が飛び出ました
手術しても治らなかった
3本の足を器用に使い、我が家の木に登ったり、屋根に跳び移ったり、
狩りも上手
次は眼病、片目しか見えなくなり
10才にして歯を失いました
敷地内から出ないのに、貴女を跳ねて逃げた人が憎い
我が家のにゃんずを、その小さな身体で指導し、まとめてくれてたのですね
貴女が往ってから、残った猫二匹は手に負えなくなりました
赤ちゃん戻りして、縦横無尽に部屋を駆け回っています
爪を引っ込める事すら
忘れています
トイレの砂も隠しません
あぁ、チッチよ
気高く美しく
この夏逝ってしまった愛猫よ
わたしに愛を注いでくれて有り難う
貴女の喪失は辛い
貴女のように、身体が病み、不自由となりても、わたしは気高く生きたいと思います
チッチへの恋文。
もっと美人さんなのに上手く描けなくてごめんね、チッチ。