変わらないこと
何かしらの齟齬や誤解
あらゆる障壁が
あなたとわたしの間に生じようと
かつて在ったものは
今も変わらず在るわけで
その障壁と思えるものは
弱き悲しき心の創りあげた幻の如く
ただ寡黙に
それらから解き放たれ
最初のわたしとあなた
わたしどもに戻れる日を
待とう
時に如何なる言葉もが
害悪であり
弱った心を更に蝕むことを
知るわたしですから
伝達手段としての言語より
祈り信じること
感謝の思いをかの地に
かの方々に
捧げん
損なわれることのない強き念持ち
消滅せしは我なりと
誰疑うことも
恨むこともせず
我が欲望と悲嘆にこそ
嘔吐すべきなのだ