ウルトラマエストロへの道 柴又100㎞編 #5 10週間前 タイトルマッチと防衛戦
※私の練習メニューは、師と仰ぐ岩本さんの著書をベースにしています。詳しい練習メニューを知りたい方は、こちらをぜひご購入ください。
3月に入り、一気に温かくなり雪解けがすすみました。
気温も高く、とても走りやすいですが…
この時期の悩みは、雪に埋もれていた粉塵が舞い上がること。
そして、0℃付近って意外と体感温度が寒く感じることです。
氷点下の方がさむいんじゃない?
氷点下まで冷え込むと、体が寒さに対応してくれます。
逆に0度付近だと、室内は暑く感じます。で、外に出ると体が慣れてなくて寒く感じるのです。
ウルトラにむけて練習していくと、大体1か月半~2か月くらいから
「俺、なんでこんなことしてるんだろう?」
と、モチベーションが下がります。
今回はちょっと早くやってきました。
ちょっと言語化してみましょう。
ボクシングでいうと、タイトルマッチ、つまり挑戦者の時は
これだけ練習しないとチャンピオンには勝てない!
チャンピオンになったら新しい世界が待っている!!
というモチベーションで心が折れることはなかったです。
だけど、これからは防衛戦。
完走しようが、現状維持。新しい世界が待っているわけでもなさそう。
凡人もフルマラソン完走まではイメージ突きますが、マエストロとなるともう、区別がつかないくらい遠い遠い世界。すごいねえでおしまい。
マエストロに向け4つの大会を完走すればいいわけですが、
どんなタイムでも4度防衛すれば称号が得られます。
一度金メダルを取ってしまったアスリートが連覇するモチベーションって、1度目より大変だって気持ち、すごくよくわかります。
じゃあ、記録を狙えばいいでしょ?
こちらにも書きましたが、早く走ることに興味ないんですよね。
いつかフルマラソンサブ4達成したいとは思っていますが、そこまで思えない。
こうした心境の変化は、すでに織り込み済みです。
練習期間に気持ちがぶれることはよくあります。
こうした心境と向き合いつつ、マエストロ目指します。
走行距離 63.7km
ペース 6:32/km