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秋②
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師匠去し後、この修羅場を片付ける作業こそ、一番骨の折れる作業だった。
4m材、2m材、その他に造材するのも神経を使うし、ロープとバックホーで作業道まで引っ張り出すのも、グラップルのついていないバックホーで作業車に丸太を乗せ、コンバインを改造した「もどき」の作業車で丸太を運ぶのも、想像の2倍大変な作業だった。
さて、そこまでして集材した木をどのように搬出するか、これも何も持たないひよこ林業者の悩みの種なのであった。
続く
ちなみにトップ画像は一番イカれていた時期の私。秋はこんな形相だったに違いない。