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複業のアイデア、どうやってみつけましょうか


みなさま、こんにちは。
複業支援研究会 わらじーずのリーダーを務めます、成田です。

私の三回目の投稿となります。
本日もどうぞよろしくお付き合いください。

前回までに我々と中小企業診断士のご紹介をさせて頂きました。

本日は、複業のタネの見つけ方を考えてみましょう。

古来より、アイデアの発想に最適な場所は三つあるとされ(「三上」と言います)、それぞれ下記を指します。
① 馬上(ばじょう)……現代で馬に乗る機会はそうそうないと思いますので、自動車等の運転中が該当するでしょうか。
ただし、運転中の考え事は注意力散漫となり危険なのでくれぐれもお控えくださいね。
② 枕上(ちんじょう)……枕、つまり布団の中で微睡んでいる時のことです。
③ 厠上(しじょう)……トイレで用を足している時のことです。

これらはいずれもリラックスした状態であり、凝り固まった思考の渦からでは出てこないような新鮮な切り口のアイデアが飛び出して来るのだそうです。
この瞬間を「天使が降りてくる」と表現される方もいます。
素敵ですね、私もあやかりたいです。

ですが、ビジネスプランなどを考える際に、毎回天使が降りてきてくれるとは限りません。
そのようなときはどうしたらいいでしょうか?

いくつか思考法はありますが、私がお勧めしたいのは物事を分割して個別に考える方法です。
ビジネスプランに限らずとも、大きな課題をそのまま受け止めてしまえば手も足も出ず頭を抱えてしまいますよね。
ですが、細切れに分割して小さな課題にしてしまえば、単体としてなら解決する方向が見えてきます。

ここで考えたいのは、その課題をどのように切り分けるのか?という点です。
筋の悪い切り分け方をしてしまえば、漏れやダブりが生じてしまい効果的に検討を進められません。

課題を漏れなくダブりなく、網羅的に切り分ける方法とは?
それがフレームワーク思考です。

有名なところでは
・自分の置かれた市場を自社、顧客、競合の3点から分析する「3C分析」
・競合に加え、買い手や売り手、新規参入や代替品も踏まえて市場全体の動向を分析する「5フォース分析」
・マーケティングの分析として商品、価格、販促、流通の4点を検討する「4P分析」
その他、枚挙に暇がありません。
ここではとても紹介しきれませんので、ぜひ「フレームワーク」で検索してみてください。

このように実績のあるフレームワークに照らして考えてみることで、課題を俯瞰して捉えることができます。
各フレームワークには向き不向きがありますので、皆さまの課題解決に適したものを選んでみてください。

なお、複業のビジネスモデルを検討するのであれば、「ビジネスモデルキャンバス」がお勧めです。

"複業支援研究会わらじーず"が開催する7/30(土)のセミナー「二足のわらじでVUCAの壁を越えろ!『複業』の掟と『複業』で成功するビジネスモデルを完全公開!」では、「ビジネスモデルキャンバス」の使い方をご説明していきます。
皆さまのビジネスモデル構築を、気まぐれな天使を待つことなく「ビジネスモデルキャンバス」で可視化してみませんか?

それでは本日はこれまでです。よろしければぜひまた見に来てください。


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