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転んで拾い上げるもの、転ばずに通り過ぎるもの

みなさま、こんにちは。
複業支援研究会 わらじーずのリーダーを務めます、成田です。

私の五回目の投稿となります。
本日もどうぞよろしくお付き合いください。

前回は環境変化の兆しを捉える切り口として、PESTのお話をさせて頂きました。

本日は、変化に対する抵抗力についてお話させて頂きます。

貴方が何か新しいことにチャレンジしようとしているとしましょう。
それは素晴らしく魅力的で、だけれども相応に困難なものです。
簡単に成し遂げられることで価値の高いものは世の中そう多くはありません。
貴方はそれなりの覚悟を持って事に臨もうとします。

そんなあなたの背後に忍び寄る影がありました。
影は貴方の耳元でこう囁きます。
「そんなこと本当にできるの?」
「できなかったら時間とお金を捨てることになるね」
「どうせ失敗するよ」
「なら最初からやらないほうが合理的だよね」

この影は何者でしょうか。
そうですね、これは貴方の心です。

貴方は当初、チャレンジしようとしていることに魅力を感じていました。
それがやらない、と心変わりしてしまったのは何故でしょうか。
それは、成功したときの多幸感と、失敗したときの残念な感情が衝突するためです。
この結果、当初のチャレンジしようとする考えを改め、やらない、とすることで「合理的である」と自己正当化し矛盾を解消しようとしています。
失敗するかもしれない恐怖を回避するために、チャレンジの価値を貶めたのです。

このような心の動きを『認知的不協和解消行動』といったり、あるいは有名な寓話になぞらえて『すっぱいぶどう効果』と呼びます。

これは誰にでも起きうることです。
上記の通り自分自身はもとより、時として友人・知人が壁となることもあります。
彼らは自分の周囲が安定しており、現状維持し続けられることに安心感を得ているのかも知れません。
そして、貴方が変わってしまうことを恐れているのかも知れません。
変化する誰かと、変わらない自分の対比が耐えられない。
その痛みから逃れたくて人の歩みを阻もうとする人は少なからずいます。
(貴方が理屈や根拠の不明瞭な儲け話、自己啓発等に多額の出費を検討していて、その方に止められているのであれば、一回冷静になってその方のお話を聞いてみたほうがいいです)

チャレンジして成功するか、失敗するか。その未来は誰にもわかりません。
ただ一つだけ言えることは、チャレンジすると以前より少し成長する、ということです。
その成長に費用対効果があるのかないのか、それはご自身の価値観で決めて頂ければと思います。

いよいよ"複業支援研究会わらじーず"が開催する7/30(土)のセミナー「二足のわらじでVUCAの壁を越えろ!『複業』の掟と『複業』で成功するビジネスモデルを完全公開!」が来週に迫ってまいりました。

私たちはこのセミナーを通してチャレンジする価値をお伝えしたいと思っています。
お時間の許す方はぜひ受講をご検討ください。

本日が私、成田のセミナー開催前最後の投稿となります。
これまでお付き合い頂きましてありがとうございました。
また、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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