夢

私には夢がある。

誰もが気軽に立ち寄れる平屋を作り地域のコミュニケーションの場とするのだ。

学校帰りの小学生が寄って宿題がそこでできたり。ママさんの集いの場だったり。お年寄りのお茶飲み場だったり。お夕飯のおすそ分けだったり。

あそこに行けば何とかなる。

って場所を作りたい。それを何ヵ所も。

資金はどーすんの？
誰が運営するの？
何か事故があったら誰が責任とるの？

ちっ！シケてんな。

そんなのは賛同者様が考えんだよ。

誰が得をするの？

徳な、みんなだよ

収益あるの？

ねーよ、幸せもらえるだけだよ

お話になりませんね。では。

完成したら必ず来いよ、

私には夢がある。
早くにご主人を亡くしたおばあ様がいた。ご主人が元気なときはご自慢の手料理を三食作っていたが、最近は自分の食事だけ。子供と孫は遠くにいて普段はスーパーのお惣菜で済ます毎日。あんなに活気に満ちていた家と台所は静かになってしまった。おばあ様はふと思う。

何で今生きてるんだっけ？

そんなおばあ様は近所の友人に誘われて平屋のオープンスペースに立ち寄った。そこには若いママさんや子供、ペットもいてにぎやかだった。おばあ様はご主人と駆け抜けた子育て時代を思いだし、若いママさんに時短絶品料理を紹介した。ママさん大喜び、子供はムシャムシャ食べて凄く可愛い。おばあ様はふと思う。

生きててよかった。楽しい。

そんな場所を作りたい。
まだ収益の話します？

この記事を最後まで読んだアナタは既に私の共謀者？です。さぁやるよ！

ではまた。