『優先座席は譲りましょう』の話。
少し前に優先座席に関するニュースが物議を醸していた。
優先座席を必要とする人が席に座れていない。
もちろん一般的に誰でも座って良い席ではある。
しかし優先されるべき人が乗車した場合、優先的に座ることの席である。
つまり譲り合い・助け合い・思いやりが大切だ。
そんなことは誰もがわかっている。
しかしなかなか上手くいっていないのが現実だ。
席を譲るべき人に気づけない。
席を譲ってほしいと声をかけれない。
これはまだ理解できる。
席を譲らないように気づいていないフリをする。
自分は座らなくても大丈夫と意地を張る。
これは理解できない。
もっとお互いを思いやる心があれば。
もっとお互いが相手のことに関心を持てれば。
少しはマシになるのではないか?
この前電車で子連れのファミリーに席を譲った。
僕が乗車した時は優先座席しか空いていなかった。
必要な人がくれば譲れば良いかと思い座っていた。
そこへ必要な人が乗車してきた。
迷わず席を譲る僕。
めちゃめちゃ感謝してくれるファミリー。
というよりめちゃめちゃ申し訳なさそうにしている。
他の人も席を譲りファミリー全員が座れる席を空けた。
しかしお父さんだけ座らず席が1つ空いてしまった。
正直そこに座り直せる勇者はいない。
普通に座ってくれれば良いのに。
別に可愛そうだとかしょうがなくとか思っていない。
当然のことであり当然の権利である。
必要な人がいるから必要な場所が設けられている。
だからむしろ使ってくれないと困る。
必要な人は甘えていると思われると感じているのだろうか?
もしそうならばわかっていない。
譲る側の気持ちをわかっていない。
優先座席を譲ることは気持ちのいいことだ。
優越感とかではなく単純に満たされた気持ちになる。
親切にすることは気持ちのいいことだ。
なんかいつかこの行いが自分に返ってくる気がする。
100%自己満足だが。
そして席を譲ることを躊躇う人も是非1度譲ってみてほしい。
気持ちの良いものだから。
勿論強制等できないがあの心地よさを味わってほしい。
席を譲る人が増えれば僕が歳を取った時、僕に席を譲ってくれる人が増えるということだ。
是非よろしくお願いします。
『優先座席は譲りましょう』の話でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。