ロジックツリー🎄について

今日はロジックツリーについての学びをシェアしますね。
ロジックツリーとは、ロジカルシンキングの手法の一つで、ある事柄に対して問題や原因など、その事柄を構成している要素を、ツリー状に書き出すことで解決法を導き出すことです。
物事を可視化して、分解していくことで、課題を捉えやすくしていきます。
ロジックツリーはMECE(もれなくダブりなく)に考えていくこともポイントです。

はい。そのロジックツリーについて、今日は大きく分けて2つのこと
1.ロジックツリーの種類
2.グルーピングの方法
についてお伝えします。

まず、大項目1つ目
1.ロジックツリーの種類
です。
今日は3つのツリーを覚えましょう。
(1)Whatツリー…これは、構成しているものを分解して、名詞で区切っていくものです。何?何?と、モノや事などを名詞で繋いでいきます。
例えば、東京都は23区と23区以外に分かれ、その23区の中でも人口が50万以上か未満かで分かれていきます。このように、構成しているものでMECEしていく方法です。
会社の組織図や、家の家系図もこれにあたります。
(2)Whyツリー…これは問題を発見するときに使います。具体的には、なぜ?なぜ?なぜ?と課題となっているものの原因を突き止めていきます。どちらかというと、「なぜなぜ分析」とも言われるように、何で何で?と責めていくような感じなので、ネガティブイメージになります。 
具体例をあげますね。
焼肉屋で食中毒が起こったとします。なぜだったのかを分析すると、
→店内が不衛生→厨房
       →ホール     
       →トイレ
→食材に問題→購入先、流通
      →保管、準備
→スタッフに問題→○○
など、問題発見をMECEで考えていきます。
(3)Howツリー…これは問題の解決策の洗い出しを行っていく方法です。どうやって?とか、いかに?とか、どうすれば?というように、何をすれば良くなるかをポジティブに解決していく方法です。これを教えてくださったJIN先生から、3つのツリーの中でこの方法が一番お勧め!と学びましたよ!
先程の食中毒について考えましょう。
どうすれば食材を腐らせないようにさせるか?
まずは、自分で考えてみますが、思い浮かばなければ、この場合は、「4M(Men(人)マMaschine(機械)Material(材料)Method(方法))」のフレームワークを使ってみると良いでしょう。
こうして、ロジックツリーの一層目を決めていきますが、もしも、掘り下げても意味のないものは、カットして良いでしょう。
4Mで、人の管理、機械で食材を管理、材料の管理、方法、出し方の管理など、考えていきやすいですね。

では、大項目2つ目
2.グルーピングの方法についてです。
(1)フレームワークで考える
これは先程も触れましたが、様々なフレームワークがありますね。4Mもそうですが。
例えばどうすればゴルフが上手くなるか。を考える時、フレームワークの「心技体」で考えてみます。
心…メンタルを鍛える…○○
技…技術を磨く…コーチをつける…○○
体…筋力アップ、持久力アップ…○○
などツリーの第一層が決まっていき、第二層に広がっていきます。
一方、MECEの考え方でロジックツリーを作れない時、
(2)帰納法を使います。
これは、具体的な複数の事柄、事例から共通点を見出しグルーピングしていく方法です。そういえば、職場で研修などで、課題解決法として、付箋を使ってグルーピングをやったことがありました。
第一層、第二層などの同じ層の項目では抽象と具体の粒度がだいたい同じものになるようにしていきましょう。
以上、今日はロジックツリーについてお伝えいたしました。
ご清聴ありがとうございました。






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