分析について
こんにちは〜。
今日は、分析について考えていきましょう。
具体的には、データをきちんと分析して、言いたいことを証明していきましょう😆ということです。
さて、ここで、一つ演習を行います。
貴方は、「東京コミュ塾に入塾すると幸せになれる」という都市伝説を聞いたとします。
どんなデータを集めて分析し、どんなグラフを描けば、都市伝説は本当かもしれないと証明できそうでしょうか?
ここでの論点は、東京コミュ塾に入ると→幸せになるという因果関係を証明することです。
ここで、まず、幸せとは何か?という壁にぶち当たります。
幸せ→健康、栄養、教育、交通、家族、友達、収入、老後の安心、社会的存在などなど…
感じ方は、自分、個人にしか分からないのです。
幸せとは、という論点には、→人それぞれである。という答えがあり、もう解けているのです。
ここでの論点は、東京コミュ塾に入塾する、という原因があって、入塾すると幸せになる、という結果になることを証明することなのです。
例えば、東京コミュ塾の入塾生にアンケートを取りました。
今、幸せですか?
という問いに、入塾生は多くの人が幸せと答えています。
以下、アンケート結果です。
幸せである □□□□□□
普通である □□
幸せではない □
これで、あなたは、東京コミュ塾に入塾しますか?
ここで、何かつっこみたくなりませんか?
斜めから攻めてみましょう。
クリティカルシンキングです。
何か突っ込みどころはないか探しましょう!
そうです。世間一般とか他と比べてどうなのか分からない、と突っ込みたくなります。
なので、例えば一般的なデータと比較してみます。
東京コミュ塾入塾生
幸せである □□□□□□
普通である □□
幸せではない □
入塾していない同世代
幸せである □□□□
普通である □□□
幸せではない □□
ほーう、これでどうでしょう?
東京コミュ塾に入りたくなりますか?何か更に突っ込みどころありますか?
ふと湧いた疑問。
数字がないからパーセンテージが分らない。
いやいや、データで確実に多いことが分かりますので、ここも、もう解けています。
ここに論点はありません。
では他に突っ込みどころは?
ハイハイ。「最初から幸せと思っている人を集めたんじゃないの?」という突っ込みがあった時、「いやいや、そうじゃないんです!」と言いたいとしたら、どんなデータを用意しますか?
そうです。入塾前と後の比較データがあるといいですよね~。
入塾していない人の半年前
幸せである □□□□
普通である □□□
幸せではない □□
入塾していない人の今
幸せである □□□□
普通である □□□
幸せではない □□
東京コミュ塾入塾生入塾前(半年前)
幸せである □□□□
普通である □□□
幸せではない □□
東京コミュ塾生の今
幸せである □□□□□□
普通である □□
幸せではない □
ほうほう、これで、他と比べても、入る前と後と比べても幸せ率がアップしてますね。
これでこのデータの信頼度も高くなってきた。入りたくなりませんか?
こんなふうに、「言いたいメッセージを証明するためには、どういうデータが必要か」ということを、仮説思考といいます。
ビジネスは答えのない戦いの連続であり、いかに成功確率の高い仮説を立てられるかが勝負です。
今日やった演習のように、分析するとは、より説得力のある比較をすることでもあります。
明日から、仮説思考で、自分突っ込みをしていき、的確な比較を考えていきましょう。
長文を読んでいただきありがとうございました🙇