説得力のある話し方

皆さんこんばんは。
今日は説得力のある話し方についてお伝えします。
説得力のある話し方ってどんなイメージですか?
わかりやすい話し方、ではわかりやすいとは?
んー、抽象的すぎますね。
相手に理解してもらう話し方とも言います。でもこれも抽象的ですね。
相手にわかってもらうために、まず「信頼関係」を築くことです。すなわち、この人が言うことは聞ける、と思ってもらうこと。
そのために大事なこと。それは「傾聴する」ことです。
相手の話をよく聞くことです。
相手を見て、うなずく、相槌は大事ですが、本当に聞いてますよ~とわかってもらうために、相手が言ったことを要約してみましょう。
要約って難しいけど、要約が難しかったらオウム返しですね。
「ようするに〇〇ということですよね~。」

そのうえで、です。
説得力ある話し方のために、以下の4つのことを適宜使ってみましょう。
1.定義づける
例えば、難しい言葉や曖昧な言葉の意味の定義づけとか、場の定義づけをすることです。
言葉の意味を定義づけるとは、例えば、ファシリテーションという言葉は、直訳すると、「物事を促進する」という意味ですが、
私が学んでいる東京コミュ塾では、「会議を有効なものにする技術」のこととします、と認識を合わせます。
場の定義づけは、例えばここの場はオフレコの場なので何でも話せる場にしましょう!と認識合わせをします。

2.前提条件を共有する。
これは、相手方の知識や条件が色々だから、そこを皆が持っているであろう知識やレベルや条件に合わせることを、共有します。
例えば、複数回開かれている会議のメンバーに、会議の冒頭で、今日は前回の議事録を読んでいることを前提とします、などです。

3.定量的に話す
これは具体的に数字で示すことです。なぜなら数字は世界共通だからです。例えば「高齢者のうちの介護認定者は20%です。」というと高齢者の5人に1人は介護認定をうけていることがわかります。
定量的の反対語は、定性的です。これは、例えば、とてもとか、たくさんとか、大きいとか、人により感覚が違う表示になりますね。
先ほどの例示で「高齢者の多くが介護認定を受けています」といわれても、多い、少ないは、人の感覚がマチマチです。
だから数字を使いましょう。

4.比較すること
これは、先ほどの数字の応用編です。
内容を判断するために必要です。例えば、数字を示した時に、その数字はどのような事態を表しているのかわからない時に、例えば、都内の他の自治体と比較するとか、同じくらいの人口のところと比較すると、説得力が上がりますね。

以上4つのことを意識して、信頼関係を構築し、説得力ある話し方をしていきましょう。

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