2021年7月 ドイツ ゴスラーへ
夫が海外赴任でドイツに住んでいた頃、何度かドイツを訪れた。夫の赴任は5年間の予定だったので、末っ子が高校を卒業したら、私も1年間ドイツで
暮らしたいと思っていた。でも、コロナの流行で渡航はできなくなって
しまった。夫が帰国する前に、もう一度ドイツへ行きたいと思っていたが、
状況は変わらず半ばあきらめていた。
2021年7月、ドイツの感染者数が劇的に減り、渡航禁止が解かれた。最後のチャンスだと思い、ドイツ行きを決めた。
今回の旅行では行き先に、ゴスラー、ブロッケン山、ザクセンスイス国立
公園、ドレスデンなど、夫のアパートから日帰りで行くことができ、混雑していなそうな所を選んだ。
ゴスラー
ゴスラーはドイツのニーダーザクセン州にあり、かつては鉱山の町として
栄えた。魔女伝説の町としても知られているそうだ。ランメスベルク鉱山と
ゴスラーの旧市街は世界遺産にも登録されている。
ザクセンシュバイツ国立公園
ドイツとチェコの国境付近にあるザクセンシュバイツ国立公園でハイキングをした。思ったよりきつかったが、次々に現れる奇岩と展望台からの眺めは素晴らしかった。
ドレスデン
ドレスデンのクリスマスマーケットが好きで、12月に何度か訪れた。今回は夏の訪問だったが、天気も良くきれいだった。
第二次世界大戦時に空襲を受け、崩れてしまった教会を再建し、2005年に
現在の姿になったそうだ。所々黒い箇所は、空襲を受けたかつての教会の
がれきをはめ込んで再建したと聞いて、驚いた。大変な作業だっただろう。私はこの教会が好きで、何度か訪れている。
まとめ
今回の旅行はコロナ禍のさなかだったので、思いっきり楽しむことはできなかった。でも、ドイツに行けたことはよかった。
当時、ドイツの感染者数が少なかったこともあると思うが、屋外でマスクをしている人は少数で、レストランやカフェも賑わっていた。
ドイツの街角では、コロナの無料検査ができるテントを何度か見かけた。
外国人は対象外だったが、地元の人が無料で検査を受ける様子を見て、いい制度だなぁと思った。夫の話では、薬局でも無料で検査してもらえるとのことだった。
ドラッグストアでは1ユーロ(当時130円位)前後でコロナ検査キットも大量に売られていた。日本では検査を受けるのも大変だったし、検査キットも手に入りにくかったのでいくつか買って帰った。
ドイツで暮らすことはできなかったが、ドイツにはまだ行ってみたい所が
たくさんある。ドイツに住むつもりで始めたドイツ語の勉強は、何度もくじけそうになったけど、まだ続けている。いつか現地で話したい。