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寂しさの正体

年末年始の息子達の帰省が終わり、たくさんの事を考えた1週間だった
春に30年近くになる子供達との生活が終わり、なんとか気持ちにも生活にも折り合いがついてきた所で、また始めに引き戻された感じ…
子供達の小さかった頃の日常の様子をすっかり大人になった息子達が再現してくれているようにすら思える光景を直視する事が出来なかったな…
何度涙がすっーと流れたか…
でもそれは寂しい涙ではないのだと気付いた
こういう日常はもう決して戻ってこない
息子達の為にも戻ってこない方がいいのだと思う
この愛すべき息子達の為にも私は私の生き方をしなければいけないという覚悟
この子達の為にも生きていく力をもっと持ちたいという覚悟が、胸をキューっとさせ流れてきた涙だったように思う
胸が痛むとかキューっとするとか、本当にあるんだなと息子達の帰省の度に思う
でも寂しい訳ではない、覚悟を決めたのだ

少し前までの私は忙しいというだけの理由で自分の感情に向き合わずに済んだ
だから世の中に対する想像する力なんてものは全くなかった
今は少しずついろいろな事に興味を持ち、想像する事を始めた
日常の小さな事でも自分でやってみようと思うようになった
これから生きていく為に…
大げさかもしれないが、人生何が起きるかはわからない、だから何でも経験しておいた方がいい
もしかしたら息子達に頼らなければいけない状況になる事だってあるかもしれない
その時いろいろな事が想像出来る人間ではありたい
少し前の私よりは今の私の方が少しだけいいかなと思えるから、今はこれでよしとしよう!


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