ジンクスは破れないのか
風邪をひいた。
···たぶん。
コロナ禍になってからはや数年。
ひきこもりもいいとこだった自分は、何も患うことなく元気にベッドで過ごしていた。
今年度から学校に通うようになっても、元気だった。
たいした栄養管理もしてない。
父がコロナになったときも適切な看病のおかげかうつることもなかった。
でも、今日は風邪をひいた。
これは自分にあるジンクスをまたしても破れなかったからではないのかと考え始めるようになった。
第一回学生時代…まだ部活動というものに所属していたときの話。
部活動では何ヶ月かに一度発表会があった。
役割は主に二つで、表立って発表する人とそれを裏で支える人。
どちらに選ばれるかはそのとき次第だった。
そして表立って発表する側に選ばれると自分は猛烈に集中し始める。
発表の内容を覚えるのはもちろんのこと、怪我や体調を崩さないようにいつもより慎重になった。
最後に無事発表会が終わると、風邪をひく。
裏で支える側につくとなんともないのに、表立って発表する側になると必ず風邪をひいた。
部員に風邪の人がいたとかそんなんじゃない。
勝手に自分で風邪をひくのだ。
それがツラくて、でもやりきった余韻に浸りつつ、熱の浮遊感に包まれてピースする。
するとちょっと呆れたように笑った母が「お疲れ様」と布団をかけてくれる。
そう自分にはこんなジンクスがあるのだ。
『大きな発表をすると、必ず風邪をひく。』
先日、第二回学生時代の出し物で発表をしてきた。
(第一回、第二回と記すのはなぜなのかは前回の記事にて記している。)
終わった途端、これだ。
本当は、父が長引く風邪をひいていた。
でも前回のコロナのときは貰わなかったのに、今回は貰ってしまったのか?
いや、待てよ?
発表をしたからまた己で風邪をひいたのか…。
ジンクスとは何年経っても破れないのか?
だって前回の発表会からもう数年経っている。
ジンクスは信じない方がいいとか、気にするから目立つだけとかいう声をよく聞く。
でもあると思うんだよなあ、ジンクス。
なんの“案の定”か知らないが風邪をひいたので暇になった。
実際には、ゲームをするほど元気がないから文章を綴ろうになったわけだが…。
noteって便利だな。
暇になったら文章を書いて発表できるんだから。
これなら風邪をひかないで済む。
というわけでいつもとは毛色の違った記事となりました。
ゆっくり休んでジンクスと向き合いたいと思います。
Sでした。