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モンゴル初上陸してみた!①



モンゴルにきてはや2週間がたち、違う環境にもそろそろ慣れてきたようだ。毎日が新鮮で驚かされる日々なので、そういった出来事を忘れないためにも日記感覚でまとめていきたいと思う。

旅行は準備が7割(そんな言葉あったっけ)と言われるように準備は当然欠かせない。とくに冬のモンゴルは-40℃にもなるのでぬかりなく。(過去には-50℃を下回った日もあったのだとか)日本では経験できないほどの寒さのため、何を持っていくのかもわからない。やみくもにパッキングをしUB(ウランバートル)へ。

航空券はtrip.comhttps://www.trip.com で購入。2/10~2/23の往復でとった。(往復のほうが安い場合が結構ある)往復60000円もかからなかった。日によっては100000円も超えたり60000円を下回ったりするので要チェック。直前に購入するよりも1か月も2か月も前に購入したほうが安くとれる。

チケットはクレジットカード一括で購入した。カードの種類はライフカード。学生の場合はそのカードで航空券を買うと海外旅行の保険もセットでついてくるからお得。ライフカードの契約を考えている人はこちらから↓

2月10日になって準備を終えていざ出発!格安航空あるあるで搭乗口はいちばん端っこでした(笑)。荷物の総量は14キロくらい。大半が防寒着。狭い飛行機だったのにあまり人はいなかった。多分2月10日はモンゴルにとって最も重要な日だから外に出ている人が少ないのか。

モンゴルまではフライトで約7時間。時差は1時間日本のほうが早い。機内食が出たのはうれしかった。

モンゴル航空の機内食(チキンにした)

15:30にNRTを出発したためモンゴルのUBN(新ウランバートル国際空港)についたのは20:30(東京は21:30)。一緒に行く友達がモンゴルに住んでいる友達を紹介してくれたため両替を済ませ、空港内のコンビニにて必要な物を調達し、車に乗って出発。モンゴルのお金の単位はトゥグルグ。日本円にして0.07円くらい。日本円に直して計算するときは23で割る。ちなみに物価はとても安い(日本の約4分の1)ので2週間ほどの滞在だったが、合計で50000円も持っていけば十分であろう。

空港からUB市内までは車で約1時間。市内までのアクセスはタクシーやバスなどがあるが、1番は友人の車に乗せてもらうこと。なぜなら融通が利くし、安いから(笑)。UBまではスムーズにいったが、UB市内は車で渋滞状態。特に私が訪れた日は旧正月(ツァガーンサル)の2月10日。モンゴル人にとって1年で最も重要な日であるため夜中でも車で渋滞していた。信号が変わっても全く前に進まない。数キロほどの距離なら歩いたほうが早いレベルだ、誇張なしに。まあ寒さがそれを許してくれるはずないが。

とはいえ旧正月云々関係なくUB市内は常に車で渋滞している。その理由を現地の友達が解説してくれたので簡単に説明する。もともとUBは現在のように100万人以上の人が住むように設計された都市ではなく、人口50万人以下を想定して作られたようだ。それが現在では150万人を超える人々が住む都市にに成長した。現在でも地方からの流入は絶えない。また、地下鉄などの交通機関はなく、公共交通機関はバスやタクシーなどで、そのほかの移動手段は車か徒歩かしかない。(夏は自転車などで移動することもある)成人している人は1人に1台の車を持っており、全員がこの過密空間で車を運転するため、渋滞になる。また、旧正月では多くの人々が車を走らせ、各々の家族や友達の家に訪れる。そのため更に道が混んでしまうそうだ。UB市内にはいるまではあんなに順調だったのに、そこから彼の家までの数キロに約2時間も要したのもそれが理由である。聞いたところ片道2時間かけて空港に来たらしい。交通はモンゴルの抱える大きな問題だと認識した。

空港から運転してくれた友人の家に着いたときには23:30を過ぎていた。それにも関わらず老婆から小さな子供まで全員が起きて民族衣装を着ながらリビングのような部屋で談笑していた。とても穏やかな空間であった。とりあえずСайн уу(こんにちは)といい、あいさつする。皆笑顔で返してくれた。親しみやすい!ちなみにモンゴル語は本当に難しい。舌をよく使うので日本語のようなはっきりと発音する言語とは対照的である。文字も読めないし、発音も聞き取りにくい。いくつかの単語だけ頑張って覚えたが、1から覚えるには相当の労力がかかるに違いない。話を戻すが、私はその日機内食しか食べておらず、とてもお腹がすいていた。それを察してくれたのか、席を用意してくれてすぐに準備してくれた。旧正月でモンゴルで食べられる伝統的な食事をいただく。

どこの家もこんな感じ

飲み物はミルクティー。日本で出てくる定番のものかと思ったら全く想像とは違うものがでてきて困惑。山羊の乳から作るらしいが、ティーの部分が全くなかった。体感ほぼミルクである。慣れない味で、これは私の口にはあわなかった。モンゴル人は大好きみたい。

画面にある大きなスリッパのようなものに乗っている、白いかりんとうのような食べ物はチーズである。ちなみにその下のスリッパのような形の焼き菓子はへヴィン・ボーンと呼ばれている。通称「スリッパ菓子」という。モンゴルの人々はこれを1~3か月かけて完食するらしい。私は友人の家に4日ほど滞在したが、完食することにおいて、全く貢献できなかった。


餃子みたいなもの(ボーズ)

私が個人的に好きだったのはこの餃子のような食べ物である。中には羊肉(ラム)が包まれており、1つ1つが大きく、ハイカロリーである。ボーズというらしい。1日目の夜はこれをひたすら食べた。

ところで、ボーズを食べた後は絶対に歯を磨かないといけない。口が生肉臭くなるからだ。というのも、モンゴルのラム肉はとても生臭い。(日本のと比べて)友達がラム肉を食べて吐いてしまったくらいには生臭い。おいしいけど、肉の香りが強いのかな、、、わからないけど。

初めて見る食べ物に困惑しながらも、新鮮な味に舌鼓をうって、暫くして夕食を終える。フライトの疲れもあり、眠くなって横になろうとしたら、友人に声をかけられ、車に乗せられた。彼が言うには、コンビニによるついでに、私を連れていきたい場所があるそうだ。そうして家を出て15分くらい車にのっていたら、大通りに出る。なんだか高級そうな建物が並んでいる。モンゴルでは有名な通りらしい。コンビニでコーラを購入し、広場に行き、鑑賞を楽しむ。きれいだ、でも別になにも深夜に行かなくてもいいのに(笑)。
そうして部屋に帰ったころには深夜の2時を過ぎていた。

チンギス・ハーン広場で記念撮影^^
地上絵

こうしてモンゴルにおける長い1日目が終了した。私はモンゴルで2つの幸運に恵まれた。1つは友人の存在である。友人の存在は新たな友人を呼ぶ。実際に旧正月に、友人と一緒に何軒か訪れる機会があったが、その度に新しい友達を作ることができた。皆心が広い。本当にモンゴルの人々は優しいんです。

もう1つの幸運とは、たまたま旧正月の日に訪れたことである。友達と合流するのは14日で、4日間何もすることがなく過ごすものだと思っていたが、実際には最初の4日間が1番濃いものであった。モンゴルを知るうえで旧正月を経験できたことは本当に大きかったと感じている。

他にも色々書きたいことがあるけど、一旦ここまで。長くなってしまうと焦ったいから。ともあれ、異文化に身を置くことは気持ちの良いものだ。言葉で表現するのが難しいが、1番ドーパミンを感じられるとでも言っておこう。良くも悪くも毎日が刺激的だからかな。

ここまで読んでくれてありがとうございました。続きはまた書いていこうと思います。







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