[読書録]人は見た目が9割(竹内一郎 著)
人は見た目が9割 いわずと知れたベストセラーです。
読んだことがある人も多いと思います。
ざっくり紹介
タイトルだけでは、顔の形や体型の話かと思った人もいるかと思います。
本書では、言葉以外の情報を「見た目」としています。
本書の見た目:
顔の形やひげ、髪型などの外見だけでなく、顔や声の
表情、行動、仕草、色、距離、マナーなど
研究では情報伝達には言葉以外の要素が多いことを示しました。
内訳は、表情55%声質38%内容7%
-> 見た目が9割ということですね
演出家でもある著者は、俳優のキャスティングに顔の形なども重要だとしています。
「丸顔」は明るい、「角顔」は短気、など、人がとっているとあろう「先入観」をキャスティングに活かすことで受け手に印象づけるそうです。
見た目を意識し、コミュニケーションすることで人生が豊かになるなのではと著者は書いています。
色々な見た目について書かれています。
興味持たれたしたら、読んでみてください。
強制される服装(制服)
コロナが落ち着いてきたころから、通勤の電車にも人が戻ってきました。
高校生ではズボンの女子高生もちらほら見かけるようになり、少しずつ浸透してきているなと感じます。スカートの男子高生はいまだに出会っていませんが。
中学に上がって制服着用になったのですが、普段ズボンしかはかない女の子が制服のスカートを嫌がっていたことを思い出しました。
いつも思うのですが、何かルールを設けると管理する方は楽です。機械的に処理できるから、男子=ズボン、女子=スカート、学校の謎校則もそれですね。
ルールを決める人も世代交代し、その時代に合った形になって欲しいです。
自ら選ぶ服装と髪色
最寄駅の次の駅で降りる人の中に、黒い服でピンクの髪をした人がいます。
高校生に混ざっているので結構目立っています。高校生と違い、自ら選んだ服と髪色は自由でいいですね。
朝決まった時間に降りていくので、何かの仕事をしているのだと思いますが、どんな仕事をしているのでしょうか?
職場での髪色は華美でない程度ならOKとなっています。そういう話題になるといつも、白髪で真っ白な人はどうなんだろうという冗談を言ったりします。もし年齢的に白髪ならなんとも思いませんが、若い人が白くしてきたらびっくりすると思います。白い髪ということは同じなのに年齢によって違和感があったりなかったりするのは、頭が固いということでしょうか?
声も見た目
自分の声を録音して聞くと、自分で思っていた声と違うことに違和感を感じます。耳は振動を受けて脳に信号を伝えているので、のどで発した振動と口から出て耳で聞く振動に違いがあるのだと思います。
声もひとそれぞれですが、特徴的な声をいたして仕事をしている人もいます。声の仕事だけでなく、営業職なども声を覚えてもらえるだけでもOKみたいなこともあるようです。声も服装と同じように変えられたら面白そうですね。電話ならできそうですが、実際の声は難しそうです。