YCCが修正されるらしい

　米国株の情報をチェックしていると、ここ数年は政策金利の引き上げにより、インフレを抑えるという話題がほぼ中心でした。

　一方で、日本はいつ政策金利をかたくなに上げずにいます。
　本日の日銀金融政策決定会合で、YCC(イールドカーブコントロール）の修正？について植田総裁が言及したことにより、話題になっています。
　YCCは10年金利を範囲内にとどめておくために、コントロールすることで、+0.5％だったところから+0.5％程度になっています。

　10年金利が少し上がる余地ができた感じです。ドル円に関しては日米の金利差により円安が進んできましたが、アメリカの利上げの終わりが見えてきたといわれる中、日本がYCCの修正が動いたということは、ゆっくりではあるものの、利上げに近づいたのもしれません。

　次回の日銀政策決定会合では、今回のYCCの修正の効果の焦点になると思うので注目です。