見出し画像

長男の言葉検定三級

最近、徐々にだが家族の体調が回復し何時もの様子が戻ってきた。
そんな一幕の出来事。

長男は普段はハキハキと僕たちの前では喋るが、癇癪を起こしている時は何を喋っているのか正直よく分からない。
アウアウな感じでボソボソ、或いはワンワンと泣き叫びながら喋るからだ。
妻はこの状態になると何を言っているのか分からなくなる。
僕も最初はさっぱりで何を言っているんだろうと思ったけど、ここ最近何となくだが一応意味のある言葉を発していると理解できるようになった。

実際は50%位しか長男の真意は掴めていないが、何となくこういう事?と聞くと頷くので、一応コミニュケーションは行えていると思う。
普段の長男の会話を聞き取れるのが長男の言葉検定五級とすれば、癇癪中の言葉を理解できる今の僕の能力は三級位。
最近、妻は僕が何となく理解出来ている事が分かり、こんな場面でなんて言ったの?と僕に切り返してくる場面が増えた😂
こちらは準備してないので、いきなり振らないで欲しい。
しかも、途中から面白くなってくる様で多用してくるから質が悪い。
僕はあくまで三級なので全てが分かる訳では無いのだから。

それでも長男の言いたいことが分かると長男が何故癇癪を起こすのか、納得は出来なくとも何かしらの背景を伴うのだと理解できるようになった。
コレは個人的にはストレスを和らげるのに役立っている。

この境地に達するのは容易ではなかった。
とにかく、長男の興味のあることと習慣がしっかり頭に入っていないと実践出来ないからだ。
そのため、三級に成れた僕はそれなりに長男と向き合って来れたのかもしれない。
二級への道は果てしなく遠いが、長男との距離が近づけたのが嬉しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?