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兄弟の繋がりと兄の成長を感じた一日

僕は会社員なので基本的に土日が休み。
平日はどうしても残業が入ってしまい、子供達の様子を見れるのは朝の時間か寝る間近の時しか無い。
その為、日常の成長を見て取れるのは週末が主だ。

今日は妻が疲労から夕方前からダウンして眠りについてしまい、僕と子供達二人で夕飯やお風呂に入ったりした。

夕飯のメニューは子供の好きなカラスカレイの煮付けとマカロニサラダ、イチゴとキウイ、長男は加えて仮面ライダーギーツの魚肉ソーセージ、後はおむすび。
朝食の時は僕が次男にご飯の介助をしているので、夕飯もそのつもりでいた。
実際、妻も居る時の週末はそれが日常となっている。
所が今日は長男が自然な動作で次男の座っているハイチェアを自分の席に寄せて、自分のご飯を食べながら次男のご飯を介助をしていた。
僕はこの長男の行動に大いに驚かされた。
平日は妻がひとりで世話をしてくれているので、そのサポートのため自発的に自然とそういった行動を取るようになったのだろう。
この行動を見た瞬間は長男にさせてしまっている現実に申し訳ないと思ったが、長男の楽しそうな顔や次男も楽しそうに食べているのを見て思い違いだと気づいた。

長男は僕が家事をしていると何かと手伝おうとしてくる。
僕はてっきり単に家事が物珍しいからやりたいのかなと思っていたが、こうした長男の行動を見ると長男は本気で僕の手助けをしようとしてくれていたのだろう。
毎日一緒に過ごして長男の人となりを理解している気でいたが全然だ。
しょっちゅう次男を泣かせている長男ではあるが、次男を彼なりに大事に想い兄貴前とした行動を実践している事に感心した。

お風呂に入る時も次男の相手をしつつ自分も楽しむという芸当をこなしていた。
この裏に妻の教育や苦労も垣間見え心の中で感謝すると共に、子供だからこんな事は出来ないだろう何て境界線を勝手に引いてはいけないなと思った。

僕は一人っ子なので子供の時に接するのは同い年の子ばかりだった。
だから歳の違う子供同士のやり取りとはどんなものかを知らずに育った。
大人になって自分の家族を通じて子供同士のやり取りを学び、(兄弟だからこそというのも有るだろうが)子供の適応力、理解力、行動力そして優しさを理解することが出来た。
将来の事は誰にも分からないが、我が家の兄弟はきっと大人になっても仲良くやれるんじゃないかと信じれる。

子供達の普段見られない様子を伺えたので、偶には男3人で過ごすのも悪くない。

最後に、ありがとう長男!

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