洋館の歴史が奏でるロマン

画像1 木の葉と煙突のレンガの色がお揃い 🍂この煙突は当時、仁風閣の建築に携わった左官屋さんが、" レンガに触れるのは初めてで 扱ったことがない " と、 急いで京都まで技術を学びに行かれたのだとか 。← ( 学芸員さん談 ) " 触ったことがないから 出来ない " とは言わない、そのプロ根性には脱帽❗️煙突部分は現在までに、何度か修復されていますが、昨年12月より令和10年まで、仁風閣全体が修復工事に入っており、現在は中に入ることは出来ません。 年明けには建物全体がシートで覆われる為、この姿は今が見納めです。
画像2 昨年12月からの修復工事以降、建物内の調度品等を運び出す際、今まで誰の目にも触れられていなかった貴重な物が発見されるなどして、その度に手が止まり、作業には予定よりも時間がかかっているのだとか 。そんなお話しを学芸員さんからお聴きした経緯もあって、こうして 離れた場所から仁風閣を見つめていると、当時 携わった人達のそれぞれの想いが あちこちに留まってるようで ... より 仁風閣に愛おしさを感じる 。明治時代から 静かに佇む仁風閣、後方にそびえ立つ 行政機関の建物との対比で、新たな魅力が映し出される 。

いいなと思ったら応援しよう!