SKZFLIXの感想と解釈
Stray Kidsにハマり早3か月が経ってまだまだ楽しい時期なんだけど、SKZFLIXという大好きコンテンツについて私なりの解釈を書き記しておこうと思う。
誇張した表現になるけどこれは「アイドルのStray Kidsを原作とした場合の学パロ二次創作を公式がやっている。(ただしアイドルじゃない世界線では必ず8人は8人のままでは仲良くいられないこととする)」ものだと私は解釈している。
複数のMV等を繋げてこの世界線を解釈する試みはしたけど、「それぞれのMVは繋がっているようで繋がっていない」が正解な気がして、原作(アイドルStray Kids)の学パロを永遠にやっているんじゃないかなっていうことで私の中では落ち着いた。世界観だけ共有しているみたいな感じ。
ってかSKZFLIXって昨年冬に公開されてるからかなりもう議論されつくしているんだけどやっぱ自分の言葉で残しておきたいよね~~~!?というnoteです、ご了承ください。
あと9000字超えてるヤバnoteなので…完全なる自己満…()
※ 今作では「Felix→ヨンボク」「リノ→ミンホ」「アイエン→ジョンイン」と名前が変わっているが、基本的に全て「Felix、リノ、アイエン」の呼び名で統一することとします。
[あらすじ]
目が覚めたら見知らぬ場所にいたリノ。自分を起こした相手に「誰?」と質問するも返してもらえず、矢継ぎ早に今日あった授業の話をし続けられる。
目の前にいたその見知らぬ相手=Felixに散歩に誘われるままに近くを歩いていたところ、同じ高校に通う2人(ハン、スンミン)に自分たちの撮る映画の俳優になってくれないかと誘われ、俳優を志していたこともあり承諾。
ときは流れリノたちは大学生となり、大学の映画サークルから俳優としてスカウトされ、リノはFelixと共に参加することにした。
映画サークルStray Kidsとしての映画が完成し、リノは同じく俳優として出演していたアイエンと共に試写していたところ、最後の場面で一緒に俳優として出演していたFelixの姿が映画の中からまるっきり消えてしまっていることに気付く。
奇しくもそれは撮っていた映画の題材通り「パラレルワールドからやって来た彼(Felix)が直接挨拶もせずに去ってしまう」状況であり、そして映画の通り「パラレルワールドに気付いた主人公(リノ)が消えた彼を追う」展開をなぞるように、リノは映画館を飛び出しFelixを探すために駆けていく。
Felixを探し走り辿り着いたのは、自分が最初に目覚めた場所であった。そこにFelixはいたものの、なぜか高校生の姿で存在していて、しかも顔に傷があり、そしてなにより、リノのことを分からなそうに見つめている。
気づいたときにはもう遅く、撮っていた映画の通りすでにFelixはこの世界から去っていた。リノの目の前にいるのは、Felixと同じ姿をした別人であった。
[解説的ざっくりあらすじ]
別時間軸で亡くなりそうなリノを助けたくて、Felixはリノを連れて時間軸を移動し過去からやり直そうとした。
別時間軸と同じように他6人のスキズメンバーたちと順番に出会い、同じように「Stray Kids」という映画サークルで映画を一緒に作成することになった。
でも、結局8人で一緒にはいられないことを悟りFelixはリノを置いて別の時間軸へさらに移動することを決める。
時間軸を移動すれば自分に関する記憶は元いた世界から消えるが、一緒に時間移動したリノの記憶のみはうまく消せずリノはFelixが世界から消えたことを認識してしまう。
リノは消えたFelixを探すためFelixと出会った場所に向かったところFelixを見つけることができたが、Felixは出会った当時と同じ年齢だった。自分に怪訝な目を向けるFelixを見て、リノはこの世界にはもうあのFelixはいないんだと理解し、終わる。
[SKZFLIXの軸〜時間移動,並行世界,記憶の蓄積]
SKZFLIXを理解する上で軸となるのが
・Felixが時間移動能力者であること
・並行世界が存在していること
・他の並行世界の記憶がある者とない者がいること(ヒョンジンは記憶がある者側)
かなと思う。
[Felixの時間移動能力]
・SKZFILXにおけるFelixは時間移動能力者である。
・時間移動した先の別時間軸の同一人物は、別の時間軸に飛ばされる。
・別の時間軸に移動すると、その時間軸には別時間軸の同一人物が飛ばされてくる。
・時間移動能力には制約が3点ある。
時間移動能力の制約と例外
① 同じ時間軸内で過去や未来への移動は出来ない
② 能力者以外も巻き込んで移動する場合、巻き込まれた側の前時間軸での記憶は消える
③ 能力者が時間移動した後の時間軸では、能力者に関する記憶は人々から消えるが、例外がある
[SKZFLIXとSKZFLIX Sequel]
SKZFLIXはリノが主人公で、そのSKZFLIXを別角度から見たFelix主役の番外編がSKZFLIX Sequelだと思う。
SKZFLIX Sequelは「UNVEIL : TRACK 2 "Leave"」とも題されていて、この「UNVEIL : TRACK」がついているシリーズの動画は「色んな感情をスキズ的解釈でひも解く」がコンセプトだったはず…(マジでこのソースが分からん絶対見たのに、何回か確認したときにリンクひかえておくべきでした…)(大嘘だったら本当にごめん先に土下座しときます)
まぁじゃあそうだと仮定して、そうなると「Leave」という楽曲が「別れた恋人たちのうち、別れるのが互いの為だと信じて別れを切り出した側視点の曲」なんだけど、それってまさにまんま今作のFelixから見た他7人への感情じゃん…っていう。
だからバンチャンはラチャログ内で「リノがFelixのこと好きだったってこと?」っていう質問を投げかけたんじゃないかな。Leaveの世界観をより重要視してSKZFLIXを読み解こうとしたときその着地になるのはそれなりに理解できる。
Leaveという曲から考えるSKZFLIXとSKZFLIX Sequel
このLeaveという曲では「I’m missing you」という歌詞が2回出てくる。この2回は、1回目はFelixだけが歌うバージョンで2回目は8人全員(多分)で歌うバージョンのもの。
SKZFLIXとSKZFLIX Sequelではそれぞれ「I’m missing you」という歌詞の部分で終わるが、それぞれ採用されているバージョンが違う。
まずSKZFLIXでは「Felixだけが歌うバージョンのI’m missing you」でそのとき動画内で表示されているのはロウソクが燃えているであろう場面。
そしてSKZFLIX Sequelでは「8人全員が歌うバージョンのI’m missing you」でそのとき動画内で表示されているのはFelixただ一人。
これ、SKZFLIXではFelixが他メンバーに向けてでSKZFLIX Sequelでは他メンバーがFelixに向けて歌うような構図になってるんじゃないかな。Felixの記憶がなくたって8人でいることが恋しい残された7人と、自分で決めたとはいえ離れてしまうことが悲しいFelixな気がしてならない。
「君のいない人生は正直自信がないよ」でも、「君のため、僕のための結末、僕たちは終わったんだ」っていうのがまさにこのSKZFLIX内でのFelixの立場すぎるんだよね。そりゃ8人でいたいし、いれたら一番いいけど、やっぱりどうしても8人ではいられない運命には逆らえないから、自分から去るよっていうFelix。
「寂しいし、痛いけど、でも大丈夫」と「自分の選んだ結末に責任をもつよ、ごめんね」と去るんだよな…今回もFelixは…。
[本人たちにもあまり説明されていない?]
[RACHA LOG] Ep.07でバンチャンが「これってリノがFelixのこと好きだったってこと?」と質問したのに対し、リノが「僕はこう理解した」から話し出して「Felixがパラレルワールドから来て映画をみんなと撮っていたのに、それを全員忘れてしまっていてFelixもいなくて、僕(リノ)は探しにいったんだよ」(要約)って自分なりの解釈を話し、さらにハンが「Felixが時間調節者なんだよ、能力者」と追加で説明し「僕たち一人ひとりに能力があるみたいな設定が昔あったよね?アイエンが時間調節だっけ?」と確認するように発言している。
このことから、全体への説明はあまりされてないんじゃないかなと思ったんだよね。いわゆる学生スキズシリーズのMV全体を通した世界観の説明や、各メンバーが任されているポジションや有している能力についてなどは説明されていなくて、今回のSKZFLIXの台本が各メンバーに渡され当日監督等から補足説明を受けて、それで各々が解釈している感じな気がする。
(アイエンがどこかのインライかなんかでSKZFLIXについて説明してたときもリノと同様の説明をしていたから、得ている情報量は見てる側と大差ないと思ってるんだよな)(それらが全て演技だったらもうお手上げだけど)
*SKZFLIXの内容についての話は13:28~
解釈ポイント
*Felixが時間移動能力を要していること
全作を通してFelixは時間移動能力者である描写がされている。ケーキにロウソクを立て、願いながらその火を吹き消すことで、時間移動ができる。
今作は、
① 今作冒頭(ロウソクの火のゆらめきのような映像と、ロウソクの火を吹き消す音がある)
② SKZFLIX Sequel冒頭(Felixがケーキの前で願い火が消える)
③ 今作最後(今作冒頭と似た映像と音)
①はリノと自分を別の時間軸に移動するために能力を使用し、②は自分だけが別の時間軸に移動するために使用している。
③は②は同じだと思う。SKZFLIXとSKZFLIX Sequelで同じ場面を別の表現で表しているんだと思う。
*リノの記憶を消し損ねたFelix
この②で出てくるケーキは、今作最後にバンチャンらが映画完成記念として俳優らを労うために運んできたケーキと同じである。
なぜ同じケーキなのか。これは、Felixが時間移動のために使用したケーキの火をリノに吹き消させるためだと思う。
上記のとおり、能力者が別の時間軸に移動した場合、元の時間軸にいた人々から能力者に関する記憶は消える。もしくは別時間軸から入れ替わりで飛んで来た新たな同一人物の記憶にすり替わる。
しかし、能力者が時間移動するときに一緒に連れてきた人間の記憶はある条件が満たされないと消えないのではないか。
そしてその条件が「能力者が時間移動に使用したケーキのロウソクの火をその人物が吹き消す」なのでは?
今作では、このケーキはリノには内緒で、サプライズで用意されたものだった。
映画完成を祝い主演俳優にサプライズでケーキを用意することで、その主演俳優がケーキの火を吹き消す、というのはかなり自然な流れに思う。
自分が時間移動をした後、リノが世界に馴染めるよう、他の6人とそのまま一緒に仲良く過ごせるよう、自分の記憶を消させるためにFelixがそのケーキを用意したのだ。
しかし、Felixの思惑は外れ、リノはそのケーキが運ばれてくるより前にFelixがこの時間軸から消えていることに気づいてしまい、バンチャンらが運んで来たケーキのロウソクの火を消すことなくその場を後にしてしまった。
*8人が8人で仲良くいられないことを分かっているFelix
Felixは全作を通し何度も時間軸を移動し色んな時間軸のStray Kidsを見て来た結果、「8人が8人のまま仲良く過ごすことは出来ない」という結論に辿り着いている。
SKZFLIX SequelはFelixが映画撮影をした学校内を巡り今作の8人で過ごしていた記憶を眺め、Felixがただ一人映されて終わる。
もうオリジナルの8人が揃うことはなくても、別の時間軸の8人として会うことしかできなくても、それでもこの8人でいられることが楽しくて幸せで、だからみんなのことが恋しい。
でもFelixは8人では一緒にいられない未来が必ずやってくるのを知っている以上、その幸せを手放す選択肢しか取れず、また今回も別の時間軸へ移動をする決断を下した。
*リノは自分がこの世界から浮いた存在だと気付いていた
Felixを探しリノが向かった先は、Felixがリノを連れて時間移動をした後、最初に辿り着いたお店であった。
ここから察するに、全てがわからないとしても、リノは自分が連れてこられた世界になんらかの違和感を覚えていて、かつそれが、Felixがリノをこの世界に連れて来た日から始まったとわかっていたんじゃないかな。
目が覚めたら知らない子がいて、自分と同じ制服を着て今日あった授業の話をしている。「ヒョン」と目の前の子に呼ばれ、「ミンホ」という名札をつけている自分は台本を手に持っている。なぜ俳優になりたいのかをその子に問われると「ミンホ」としての記憶が呼び起こされてくるが、くるが…?なんだかしっくりこないような気がするなぁ。みたいな。
連れてこられた世界で過ごすうちに、小さな違和感があったり、でもそれを忘れていることも多かったり、気のせいかな?ってスルーしたりしていて。そういうことを思い出しながら走っていたらたどり着いたのがあのお店だったとしたら、やっぱりあの日から全てが変わったと分かっていたのでは。
たどり着いたあのお店にFelixはいたけれど、様子がおかしい。顔に傷がついているし、大学生ではなくて出会った頃の制服姿でそこに存在している。しかも怪訝そうな顔で自分を見てくる…。
Felixを見つけて泣くでもなく笑うでもなくほっとするでもなく、少し息を吐いてFelixを見つめるリノは、そこで多分全部が繋がって、確信を得たんじゃないかな。
あぁ、やっぱり自分の世界に対する違和感は合っていたのだと。
*そもそもなぜFelixはリノと共に時間移動してきたのか
今回の場合は、別軸のリノが亡くなりそうになり、それを回避するためにFelixは時間移動の能力を使ったんじゃないかな。
今作冒頭、遠くで言い争う男女の声と食器が割れるような音が聞こえることから、リノが何かの争いに巻き込まれ(もしくは起こして)命の危機に瀕してしまい、それをFelixが助けたかったのかなと。
(学生スキズシリーズのMV「B Me」後の世界では?との考察もあるけど、リノについてる傷の場所が違うし、やっぱ全てのMVは繋がっているようで繋がっていないというか、世界観だけ共有している状況だと思ってるので。)
学パロ世界で時間移動するFelixの最終目標は、恐らく8人が8人で仲良く過ごすだと思うんだけど、でもそれより優先しなきゃいけないのは「誰かが不慮の事故で亡くならないこと」だから、それで今回はリノを生かしたくてリノを連れて時間移動したのかも。
*どの世界線でも8人が集合する運命を知っていたヒョンジン
Felixとリノ、ハン、スンミンは高校時代に出会い映画サークルで一緒に行動していく。この4人が大学へ進学後に出会うのが、バンチャンとチャンビン、ヒョンジン、アイエンの4人。前作までは、8人は高校時代までに全員が出会い映画サークルで活動していたが、今作はそれぞれ別のルートをたどり、大学時代に8人が揃う。
ヒョンジンの行動には引っかかる部分がいくつかあって、それは誰が別の時間軸からやって来たかを探っていたんじゃないかなと思うんだよね。
何らかの事情でヒョンジンは8人が集合し同じ映画サークルで活動することを知っていて、かつそれは高校時代までにそうなる運命だと思っていたんじゃないかな。もしかして各時間軸の記憶がヒョンジンにだけ蓄積されていっているんじゃないのか~?とも思う。
→ヒョンジンの気になる行動(ヒョンジンには別時間軸の記憶がある?)
① ハンら4人がバンチャンらのサークルに入るために送った動画をヒョンジンが見る場面
ハンが高校時代にFelixらと映画サークルで作って来た動画をバンチャンらの映画サークルに送っていて、それをヒョンジンが見ているときに「何かを知っていそう」に動画を見ている。
このハンが送った映像を見てヒョンジンは高校時代までに出会うはずだったリノやハンをここで発見し、今までとはかなりセオリーが違う世界に変わっていることに気付いたのでは。
② Felixがアイエンに渡そうとしたコーヒー牛乳をヒョンジンが割って入って奪う場面
この世界でアイエンは「ジョンイン」と呼ばれているが、Felixは「アイエン」と呼ぶ。そしてなぜかアイエンはそう呼ばれても特に否定することなく会話を続けようとしている。これは時間移動能力者だから世界になじむための能力として相手に違和感を抱かせないような作用があるのかなと思う。
「アイエンはコーヒー牛乳だよね?」とFelixがアイエンにコーヒー牛乳を渡そうとする場面の一つ前、何かに気付いたようにヒョンジンがどこかを見つめる場面が差し込まれる。ボールの転ぶ先から察するに、恐らくこのときヒョンジンが見ていたのはFelixとアイエンが並んで座っている場所。
このときヒョンジンが見つめていたのは、Felixがアイエンにコーヒー牛乳を渡そうとしていることに気付いて、それをどう阻止するかを考えていたのでは。だから半ば強引に二人の元へ行ってそのコーヒー牛乳を奪ったのかなと。
ヒョンジンは別時間軸の記憶の蓄積のせいでFelixの「相手に違和感を抱かせないような作用」が効き難いんじゃないかな。
Felixが誰かの名前を別の時間軸の名前で呼んでしまう場面が恐らく度々あって、それに対して特に疑問を抱かない周りと自分の差から、別の時間軸から移動してきたのはFelixだとヒョンジンの中で結論が出ていたから、そのFelixと関わりをあまり持たせたくないと判断した故の「コーヒー牛乳を無理やり奪う」だったのかなと。(関りが深くなっていくと別時間軸の記憶の蓄積が開始されてしまうとか?)
③ リノがFelixを探すためにその場を離れたとき、唯一それを追いかけて行ったヒョンジン
8人で撮った映画が完成しそれを観ているリノが、Felixのセリフだった部分をアイエンが話していることに気付き、隣で見ているアイエンに「Felixは?」と聞くもアイエンは覚えておらず、ケーキをもって部屋に入って来たバンチャンら6人に対しても同じように質問するも、やはりFelixのことは誰も覚えていない。
いなくなったFelixを探すため部屋を走って飛び出すリノに対し、ヒョンジンだけが唯一その後を追っていく。
突然走り出した友人を追うために自分も走って行った、というだけかもしれないけれど、でもヒョンジンが「別時間軸の記憶が蓄積されている人物」であった場合、Felixの「リノの中の自分の記憶を消す」という目的を理解していたため、リノにケーキのロウソクを吹き消させるために追っていた、とも解釈できるんじゃないかな。
どこまで別の時間軸の記憶が蓄積されているか分からないけれど、もし、別の時間軸を段々と思い出すような仕様だった場合、ヒョンジンはこの場面に来てようやく「Felixはリノの命を助ける必要に迫られてこの時間軸に移動してきたんだ」と気付いたんじゃないかな。
それでFelixが姿を消した意図とか、リノを連れ戻さなきゃいけない事情とかに思い至ったのかもしれない。
別時間軸の記憶が蓄積されていた場合、何度も別れを経験してるわけだから、もうこの場に存在しない人間の記憶を持ち続ける辛さを分かっているヒョンジンは、Felixの優しさを汲み取ってリノの中にあるFelixの記憶を消させようとしたのかな。
まとめ
以上を踏まえて、SKZFLIXは時間移動能力者であるFelixがリノを助けつつ8人が8人のまま仲良くいられることを目標として別の時間軸へ飛び、8人が出会う時間をずらし、呼ばれる名前も微妙に変え、なんとか今までとは違う未来を切り開こうとしたけれど、やはり「学パロスキズの8人は8人のままでは仲良くはいられない」という運命から逃げることはできず、でもせめて連れてきたリノだけでもほかの6人と一緒に過ごしていてほしいと願いながら去るお話、だと私は解釈しました。
感想
いや~~~~~本当にこれがショートムービーなのがほんと…90分の映画とかになりませんかね!?でもこの短さだからこそ勝手に行間読めるっていうのはあるっちゃあるんですが…。
もっとさ~高校時代の4人とか見たいけどないんだよね~!?高校時代の4人がいるのってたった1カットのみなんだよな、寂しすぎるもっとください。
Felixがバスで寝てしまった7人を見つめる場面の切なさ、本当に悲しくなる。楽しそうな7人が嬉しいし、リノを連れてこられてよかったしちゃんとなじめているしそれも嬉しいし、でもそろそろ自分はここを離れなきゃいけないんだよなぁ…みたいな、そういう目で7人を見つめているんだよね。
以上!感想書くのって楽しい〜!!!!!!!