【自己紹介】「50のマダム」について
2023年現在、あと1年で「人生の折り返し」と言われる50歳を迎える都内在住・独身・女性。
私の年齢と同じ築年数の物件にパートナーも友達もいない、バリキャリでも、ズバ抜けたスキルがあるわけでもない。
言われたことをコツコツと死んだ魚の目で仕事をする。
何のために生きているのかわからないまま、未来と過去にばかり意識を向けるのが得意。
そんな私の自己紹介。
早く出たい!こんな田舎。
東北出身で、地元が嫌で「早く出たい!こんな田舎」と思い大学受験を機に上京した。
しかし、上京しても派手に遊ぶわけでもなく、真面目に勉強するわけでもなく、自分が何になりたいのか、どう生きたいのか考えることもなくなんとなく小さなコミュニティーの中で生活してきた。
就職氷河期
バブル崩壊後の「就職氷河期」。
市場は冷え切り、「就職浪人も覚悟した方がいい」とさえ噂されていた。
でも、なんとか小さな広告代理店に営業職として就職できた。
自己分析不足の悔やみ
氷河期に就職できたにも関わらず、自分が営業に向いていないことに早々に気づいた。
軽い鬱になりかけ半年で退職。
広告代理店を辞めた後は派遣で数年間細々と暮らした。
『やる気だけはあります!!』で就職
数年間派遣で食いつないでいたが将来が不安になり、またしても鬱ギリギリの状態に。
転職エージェントに紹介されるがままある企業の面接を受けた。
圧迫面接に震えたが「やる気だけはあります!」と最後に渾身の一撃。
幸い社員に登用されることが決定した。
パワハラ・セクハラを耐えて成長
社員に登用してくれた会社だがその間、パワハラ・セクハラもあった。
しかし人間は、歳とともに根性が据わってくる。
デスクで泣く若い女性社員を横目に「そのうち涙もでなくなるものよっ♡泣けるうち泣いとけ」と思うまでに成長した。
今じゃ仕事で泣くことはほぼない。何の感情も沸いてこないからだ。
父と同じになった…
私は父を軽蔑していた。
父は、暴力やギャンブルはしないが、無趣味で友達がおらず、休日は昼間からお酒を飲み、家族との会話もほとんどなかった。
毎日、
起床→仕事→帰宅→晩酌→部屋に引きこもる
を繰り返していた。
「この人、つまんない人生送ってるな~。
私はこんな生き方はしたくない!!」と冷ややかに見ていた。
だが!!
気づけば、今、私は、父と同じ生き方をしている。
『起床→仕事→帰宅→晩酌→部屋に引きこもる』を毎日繰り返している。
早く終われ、私の人生
50歳を目前にして生きる気力も薄れつつあった。
毎朝「早く終われ」と思い起きるが、どうも私は長生きしてしまうらしい。
「韓国で占ってもらったら89歳まで生きる」と言われた。
これはまずい、このままじゃいかん。
生きる屍
50歳を目前に何もせず、50歳を越えてしまったら私は二度と行動を起こさなくなるかもしれない。
自分のやりたいこと、夢中になれるもの、「私」はどういう人間で、どういう生き方をしたいのか。
わからない…全く分からない。
そう思ってただ生きる屍となり、時間が過ぎるのを待つだけになってしまうのか。
今、自分と向き合わないとならない気がする
本当に向き合えるのか?
向き合ったときに何が見えるのか?
わからない…全く分からない。
でも今、『やらなければ』と強く感じる。
私の性格上、noteの反応は気になってしまうだろう。
しかし、せめて一年?半年?3ヶ月?
noteに記録して自分と向き合ってみたい。
そんな思いで、今日、初めての投稿をした。